枢里/端末

概要

全体的にガッカリ感を醸し出していきたい。

枢里住民には3種類の端末が提供されている。
しかし、実質的にはスマホだけで事足りる。

マイコンについては、枢里/動画配信を参照。

半導体製造

後年(米中貿易戦争直前の2017年くらいを想定)、
日本の中古半導体製造装置を買い取って、枢里で半導体製造が出来るようにした。

日本が半導体投資に積極的だったのは65nmプロセスの300mmウエハーまでのようなので、
枢里の製造能力もその程度ということにする。取得費用はセリカが気軽に支払える程度。

この装置では史実で2021年に不足する車載用半導体が作れるが、「お嬢様都市」の作中では活躍しない。
三剣自動車に対して部品を供給しているという設定にする。
旧ふわふわにあった「なななのなの」はセリカの資産的に無理なのでボツ。

スマホは作れないが、ガラケー、PC、マイコンは作れる。

液晶は国内に複数製造メーカーがあり、三剣グループでも作っているので枢里では買って済ませている。

スマホ

中国製の安いスマホ。スペックは値段の割には良い。
枢里通信が初期設定を行い、住民アプリがプリインストールされている。
特にカスタマイズや制約が厳しいわけでもない、ただのAndroidスマホ。

iPhoneは全く普及しておらず、住民アプリのiOS版は存在しない。
個人でスマホを買う習慣もほとんど無い。私物化されている。

SIMはささっておらず、Wi-Fiを利用する。
容量制限は無いが超高速ってわけでもない。実効54Mbpsくらい。
各家庭のルータにもアクセス出来る。(史実のFONのような仕組み)
音声通話も当然IP電話になる。

歴史

史実の富士通と関連が深い。
というか史実だと富士通くらいしかコンピューターを作ってるところが無い。
ただし富岳はTSMC製。

まとめ

2000年の国産ミニノート

国産CPUにこだわったタイミングがあるとすれば、トランスメタの時代。2000年。
史実で作ってたのは富士通。

Transmetaの新プロセッサ「Efficeon TM8000」 当初は、TSMCの0.13μmプロセスで製造されるが、2004年には富士通あきる野テクノロジセンターの90nmプロセスへと移行する予定だ。

「ロビンソン」みたいな名前のCPUを作ってコケた、ということにしよう。
史実で採用したのは東芝くらい?
ということは、Libretto L1が枢里に配布されるようなイメージか。
こいつ、Windows Meだ。

まずはLibretto L2の概要についてご紹介したい。CPUにはTransmetaのCrusoe TM5600(600MHz)を採用。メモリは128MB(最大256MB)、ビデオチップにはS3 Savage IX(8MB)、10GB HDD、1,280×600ドット表示対応10型FLサイドライト付き低温ポリシリコンワイドTFT液晶などを搭載する。
OSの違いで、Windows Millennium Edition(ME)とWindows 2000 Professional(SP2)の2モデルが用意されていた。価格はオープンプライスで、当時の店頭予想価格は前者が14万円前後、後者が16万円前後であった。発売は2001年8月10日。
Libretto L1のIEEE 1394に代わってL2ではEthernetを搭載した

このあたりを最初の失敗作としたい。原価10万円でも全戸配布で28億円だ。
社員の仕事用として支給されたので、全社員+社員のいない家庭あたり1台だ。
社員のいない家庭はほぼ無いとして、二馬力は普通にありそうなので、4万台くらいは出たのかも。
40億円の赤字。まあCPU開発の赤字に比べたら大したことない・・・。

2004年は自社OS開発に失敗

2004年のEfficeonで同じ失敗をするのはちょっとバカっぽいのでやめる。
史実ではLibretto L5を20万以上はたいて買ったが、故障が頻発して最終的に返金になった。

Windows MeだったLibretto L2と、配布はしなかったが作ったL5を活用するために、
デスクトップLinuxの開発チームが立ち上がって、そのまま消えていったことにしよう。
つまりCururuLinuxは2004年頃のプロジェクトだ。

枢里に配布されるのは「普通のノートパソコン」になった。
ゲートウェイとかのごつくて安いノートが話題になる時期だったはず。10万円しない。
eMachinesだ。懐かしい! 史実でも持ってた。いくらくらいでどんなのを買ったっけかなあ。

2004年から2013年までは冬の時代

安いノートパソコンを見つけては雑に買い替えていっていた。
2008年から2010年あたりが安鯖全盛期。2013年にはNUCが発売された。
スマホブームによってPCの全戸配布の可能性は潰えた。

2007年に、テレビを代替する「枢里ビジョン」が立ち上がる。マイコンは里内生産。

2014年からスマホ全戸配布開始

以降3年おきに、2017年と2020年に本体を更新している。
1世代前のスマホまではアプリが対応する。
2020年からは、「2014年配布のスマホではアプリが動かなくなるかも」とアナウンスしている。

それまではガラケーサイトで住民アプリの機能を果たしていたが、2015年に廃止された。

スマホで撮れる動画がそれなりに見栄えのするものになったので、枢里ビジョンで使うようになった。

2017年のMHLケーブルで、スマホからモニタに接続して枢里ビジョンを視聴出来るようになった。
OTGケーブルでキーボードとマウスを繋いでリモートデスクトップ接続を始めるが、試験運用の段階。

2020年はスマホのPC化が正式運用

USB Type-C対応により、キーボード、マウス、モニタの接続に正式対応。
リモートデスクトップでWindowsに接続してPC作業が出来るようになった。
(業務アプリはWindowsである)

枢里ビジョンの映像もフルHD対応になった。史実でも1080pの配信は2018年頃から。
AV1はまだ間に合ってないので、VP9と言うしかない。
Googleに頼るのは敗北感があるがHEVCがもっとひどいので仕方が無い。

枢里住民の嗜好

全戸配布があるとそれで満足してしまう傾向が強い。
高級品が買えないので、ゲーミングPCの所有者がほとんど居ない。
PCを自作している人もほとんどいない。
ノートパソコンの導入も2004年ごろを最後に終わっている。
マイコンブームはちょっとある。

自給自足への道

PCスマホが輸入できなくなった場合を想定する。
ライセンスの都合によって試作程度しか出来ていない。量産化は本当に可能なのか?
実際にやるとしたらRISC-Vになるのかも。すると乗るのはLinuxだ。

技術水準

PCスペック

スマホスペック

これは作れないのでガラケーで考え直す。

次期ターゲットモデル

作中では、次期ターゲットモデルの話は出しても良さそう。
ルルリ曰く「(ネイティブアプリは)強い郷土愛があれば何とか使えるレベル」


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Last-modified: 2021-06-04 (金) 08:41:57