枢里/動画配信

概要

枢里ビジョン株式会社(旧名:枢里動画株式会社)の、
インターネット動画配信サイト「枢里ビジョン」の説明。

テレビの代替メディアとして、2007年より普及開始。
何度かのスペックアップを経ている。
2020年現在では、テレビの所有率は9.1%にまで低下した。

枢里放送(テレビとの関係)

枢里では、1960年の展望塔(旧:枢里テレビ塔)竣工時に、
枢里放送というテレビ局が始まっている。

民放テレビ局はスポンサーからの広告収入によって成り立つが、
枢里がセリカ宣言によって独自の経済圏に籠り始めた結果、収益性が悪化。
意図せずに「広告の無いメディア」に変わっていってしまう。

そこで、2007年からネットサイマル放送(テレビとネットの同時配信)を始めて、
最終的にはネット配信に一本化させてしまおうという計画のもと、枢里ビジョンが始まったのだ。
結果として、地デジ対応は行わず、枢里放送は別のテレビ局に電波の利用権を提供している。

教育動画

2008年から試験導入開始。2014年から現在の形態になる。
モニタで動画やテストを映しながらスマホ(キーボードとマウスも使用可)で回答する方式。
タブレットやノートパソコンは使用しない。モニタは持ち歩かない。

チャンネル

黎明期

当時は高性能なPCを配給し続けることが出来なかったので、
簡易的なリモコン操作に対応するために、チャンネル番号が割り当たっている。

当初は各チャンネルが朝から晩まで時間帯を埋め尽くせるほどの内容が無かったため、
同じ内容の番組を一日に何度も再放送することで視聴時間帯のズレに対応していた。

ミックスは、4つのチャンネルを順番に放送する。垂れ流し視聴に便利。

普及期

三剣芹香の生本番性教育配信や出産ライブなどの過激な集客を経て話題を少しずつ集め、
アナログ放送廃止に間に合わせて、テレビを処分して受信料を節約しよう運動を実現する。

テレビの普及率は地デジ化のタイミングで50%を切り、2020年現在では10%を切った。
テレビが好きな人が枢里ビジョンのミックスに移行して、話題が変わったからだ。
静寂が寂しいとか、なんとなくつけてた人は、別にどっちでも良かったのだ。
アニメなどもネット配信に移った。元々某県はテレビが弱い・・・。
芸能人のファンとか、熱心なテレビファンはいるので、シェアは9.1%程度残った。

2020年現在

YouTubeのように好きな動画をPCやスマホで選択して視聴する方式が主流になっているが、
ジャンルとしてチャンネルが残っており、製作チームが異なる。

お嬢様チャンネル

ジャンルは「動物」。2020年現在も7chを指定すれば視聴できる。(個別にも視聴可能)
2019年以前にもミリアとルルリの無声動画(イメージビデオ)が何度か配信されていた。

視聴環境

前提として光ファイバーの固定回線契約があること。
(枢里では加入率ほぼ100%)

2007年

本体、モニタともに配給。
あるいは私物のPCがあれば、それを使って視聴できる(PCのほうが快適で高機能)。

細かい設定はルータ側で行える。
ルータは枢里ネットがレンタルしているので独自機能を実装できる。
本体は枢里で生産出来るようにライセンスされている。

映像

端末本体

モニタ

リモコン

チャンネルと音量が設定できる。
チャンネルは10まで選択できるが、1,3,5,7,9しか使われなかった。

画面で一覧から選択したり、数字を入力して番組を指定することもできる。
2,4,6,8ボタンが方向指定を兼ねていて、一番右下のボタンで決定、一番左下のボタンで戻る。
再生や一時停止のようなボタンは無い。録画機能も無い。

[電源]

1 ↑ 3
← 5 →
7 ↓ 9
戻 0 決

音量
 ▲
 ▼

2011年

モニタはフルHDの時代になった。映像はまだ。

映像

端末本体

モニタ

リモコン

2014年

H.265対応。映像がフルHD、HD、SDから選択可能になった。
H.264のSD配信は並行して継続。

2017年以降

配給のスマホで直接モニタに接続できるようになった。
H.264のSD配信および2007年の本体は廃止。

参考

国産のH.264デコーダは2006年

ルネサス、携帯電話でPC用VC-1動画をデコード可能なLSI
-フルブラウザ搭載端末向け。720×480ドット/30fps対応
株式会社ルネサス テクノロジは24日、携帯電話などの携帯機器で720×480ドット/30fpsのVC-1動画をデコードできるというハードウェアIPを開発したと発表した。2007年後半の実用化を予定している。
同社が展開している画像処理用のプロセッサ「Video Processing Unit 4(VPU4)」にVC-1のSimple Profileをデコードする機能を追加。1つのLSIでMPEG-4/H.264/VC-1の3つの圧縮規格に対応できるようになる。
処理能力としては、IPの動作周波数が66MHzあれば720×480ドット/30fpsのVC-1動画をデコードできるという。同社では「Webサイト上のVC-1で圧縮されたコンテンツをデコードし、テレビのような滑らかな再生ができる」としている。
なお、デコード機能追加にあたっては、既に対応しているMPEG-4、H.264用と共通できる処理では回路を共有化。VC-1デコードで使用する内部メモリについても、既存の内部メモリと共有化し、回路規模の増加を抑えた。コンテンツの内容により動作が不要な回路ブロックへのクロック供給を停止するなど、低消費電力化にも注力している。
開発背景には、フルブラウザを備えた携帯電話が多数登場している現状がある。ルネサスでは「携帯電話向けに作成されたコンテンツだけでなく、PC向けに作られたコンテンツも閲覧するために、VC-1デコード機能へのニーズが高くなる」と見込んでおり、同IPの製品適用を進めていく考え。
   (2006年8月24日)

2011年にはフルHDのワイドモニタが安価に普及

ディスプレイ&プリンタ販売ランキング(2011年12月12日~12月18日):
23型フルHD対応の三菱電機「RDT233WLM」が長期人気を維持している。4位のベンキュー「VW2220H」は21.5型/フルHDで、実売1万3000円台で販売する店舗を多く見かける

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Last-modified: 2021-06-04 (金) 08:52:14