リリース/ラッカ版

概要

追加する定義

オチから逆算して冒頭の描写を補完する。

お嬢様世界

結末

12月

11月

10月

9月

8月以前

3月以前

冒頭

未整理

1月の変更

ラッカが先になって、全体が一週間後ろにずれる。

 ◆

修正は後日にして、今日は順序の定義だけを済ませてしまおう。
いったん、コビドの都合は忘れることにする。
元旦の挨拶は順序に関係なく最初にやる。
セリカ宣言は000に回すので001の冒頭からは外す。
ルルリは000で登場済み。

冬のイベントはだいたいこんな感じ。

・ミリア登場
・ラッカ登場
・ティーさん登場
・エルハ登場
・フワシコに行く(クロエ登場)
・セリカ成田へ(セリカ登場)
・スウ面会
・天才養成装置
・八剣世界
・緊急事態宣言

では整理していこう。

・001 ミリア登場

これは異論なし。
ただ、セリカ宣言が最初のテーマじゃなくていいし、
「布告」と「発明」の仕組みは考え直してもいい。
コメントを募集すること、定期的に読み上げることは続ける。
それとライブ表現だけでも、臨場感と違和感は伝わると思う。
「枢里を再発見する」という番組のテーマもイキ。

・002 ルルリの自己紹介

これも変えたくない。
ミリアのあだ名の由来と、天才養成装置の説明もここでやっている。

・003 ミリアの自己紹介

これも最近足した。これでいいと思う。

となると、セリカ宣言の解説で始まった001の内容の妥当性が問題だ。
000はプロローグとして、001は番組そのものの紹介でいい気がする。

「枢里を再発見する」がテーマなのだから、
ルルリはテーマの主軸としてセリカ宣言を選んだ。それは妥当だ。
「布告」と「発明」を落として、セリカ宣言の解説を増やせばちょうどいいのかな。

004は半分がセリカ宣言の話で、そこから贅沢の話になっている。
この話に入る前に、ラッカを登場させてしまいたい。

ラッカを登場させる前には、人工知能の話を入れたい。
セリカ宣言からITの話に繋ぐか。

・004 ITの話
・005 人工知能
・006 ラッカ登場

いきなりラッカを出すんじゃなくて、じわじわ溜めていく。
ラッカは登場後いくつかエピソードを挟む余地がある。

・011 ティーさん登場

土曜配信の時にチラチラ映り込む。
日曜日に正式に登場。月曜日に同性愛の話をする。

ちなみに番組の制作体制は曜日で固定。

土日祝は昼間ライブ 三剣宮の食卓 ティーさんがいる
休み明け(通常は月曜日)は一日お休み
平日は14時収録、当日の22時に配信
セリカチェックが21時に入る

枢里ビジョンのスタジオは展望塔通りと第一倉庫の間にある。
三剣宮から近い。徒歩5分以内。

1月13日(月)は成人の日で祝日。
旧プロット比で全体が一週間うしろにずれ込む。
セリカの配置的には問題ない。

・013 八剣世界

スウに会う前に八剣世界の話をやってしまいたい。
八剣世界の話は土日なので混んでいる。同性愛の話は後回しにするか。

・014 エルハ登場

ティーさんが登場したあとの平日ではエルハを出す。
3本を一日で撮る変則進行。

・017 フワシコに行く(クロエ登場)

フワシコへの出発は1月15日(水)になる。
フワシコの配信は、現地の日中に撮影して日本にデータを転送。
編集に1日かけて、翌22時に配信。
最初の配信は17日の22時。収録は16日の日中。

フワシコは7泊8日とする。戻りは1月22日(水)になる。
1日増やしたのは、ザーネン牧場と、自動車工場のエピソードを足したいから。
もう一週間後ろにずらす余地はあるが、1月23日が武漢閉鎖なので世間体が悪い。

1月23日(木)は、ミリアとルルリがお休み。ラッカ回でもいい。
1月24日(金)は、旧プロットだとラッカ回。

・025 セリカ成田へ(セリカ登場)

打合せ自体はずっと進めていて、成田の張り付き対応がとうとう来週から、という設定。
セリカは2月1日から緊急事態宣言になる想定で動いているし、そう政府に要求している。

・027 スウ面会

日付は1月26日。セリカ登場回は2枠あるので。

・緊急事態宣言

変更なしでいけそう。

天導軸

ミリアとルルリの利害は一致している。
八剣世界からの離脱、世界の再構築だ。
異世界転生で本当にやりたかってことは人生のやり直し。
平和に暮らせる世の中で平和に暮らしたいということ。
その水準は当然に果たせている。

水準が低いことがまず二人の問題なんだよな。
ミリアは欲が無い。ルルリはもっと悪い世界を知っている。

枢里住民はセリカ宣言において「安定」を選択しているので、
給料が安いことには不満を言わない。言う人は出て行っている。

ラッカ軸は答えの一つではある。
というか読者にとって興味の対象はラッカに向くはずである。
じゃないと作品の見どころが無い。

・AI社会の前提となる都市計画(セリカ軸)
・脱資本主義の象徴としてのミリア
・AI社会の発展(ラッカ軸)
・旧社会からの軋轢(天導軸)
・人間の定義(ルルリ軸)

枢里は人工知能をひそかに研究する都市で、
ラッカはヒューマノイドとしての初の成果物である。
ディープラーニングは補助的に使われる。
人格形成は25年分の蓄積データによってシミュレーションされている。

八剣世界では天導家は欧州の勢力だった。
EU中国vs英米という構図で、中国が勝つ世界。
作中ではEUの味方を名乗る中国にそそのかされて反米に向かうことになる。
八剣財閥は経済と軍事で世界を支配しようとして失敗し、
いわゆる左翼的な正論をかざして戦う勢力が世界を支配する。

七剣世界の天導瑠璃花のモデルはグレタちゃん。
乙女ゲームの作者にそこまでの意図があったわけではなく、
富裕層をやっつけて庶民が勝つという筋書きで物語を作っただけ。
悪役令嬢が先にあって、対抗するために逆のキャラを作ったら左翼だった感じ。

八剣世界では左翼による善とは言い難い行いによって八剣アリアが殺される。
ルリカは義憤を覚えて八剣側に味方してしまうが、歴史を変えることは出来ない。
葛藤のまま第四次世界大戦前まで進めたルリカは、とうとう核爆発を起こしてしまう。

八剣世界は誰が作ったのか? たぶんライトノベル作家である。
七剣世界が古き良き牧歌的なヒロイックファンタジーで、
八剣世界はその世代で育った人がアンチテーゼとして作った世界である。
魔王側の視点で物語が始まったり、勇者が魔王の味方になったりする。
あるりあねっとの軸で言うと、イゼイアがこれにあたる。

三剣世界は、八剣世界のアンチテーゼとして作られているので、
創作の原点たる七剣世界から見ると、アンチアンチテーゼである。
三剣家が勝利するために、良いものと悪いものを整理している。

七剣世界/八剣世界における

善/良いもの
・庶民/労働者
・女性/子供
・ヨーロッパ
・環境保護
・国連/世界政府

悪/悪いもの
・資本主義/拝金主義
・大富豪/財閥/経営者/貧困格差
・アメリカ
・日本(国連の敵/日本の政治が庶民の敵)

二剣世界/三剣世界における

善/良いもの
・庶民/労働者
・女性/子供
・自給自足
・科学技術

悪/悪いもの
・大富豪/財閥/経営者/貧困格差

遠ざけるもの
・資本主義/拝金主義(一時的に利用せざるを得ない)
・アメリカ/ヨーロッパ/日本
・環境保護
・国連/世界政府

ルルリは10年後の未来に人工知能の時代が来ると読んでいる。
八剣世界は戦争によって衰退しているので、
史実の世界と比べて科学技術がすべて進んでいるわけではない。
理論だけが15年進むが、生産は停滞し続ける格好だ。

ラスボスを考えると、世界政府ってことになるのだろうか。
世界征服を企む悪の秘密結社があって、
米国や中国などを悪だと非難することによって正当性を高めて、
正義の側で世界を支配しようとしている。つまりEUは敵だ。

そうなるとルルリの最終目標は、
世界に対抗できる為政者を作り上げることになる。
ミリアはその想いを託されているし、
ルルリから見たら、ミリアは最初っから財閥令嬢なのである。
「ミリアは元々財閥令嬢ではなかった」と仮定すると、話が変わる。

セリカ宣言が最終的に評価される点は、拡張志向を取らなかった事だ。
お嬢様に期待されることそのものが、枢里スケールなのかも知れない。
シエラはそうじゃなかった。東京に憧れていた。

「世界平和を謳う人間は怪しい」というのが原則になる。
世界平和を要求する人間は、世界征服を狙う人間と等しく傲慢である。
ここがイデオロギーのスタート地点になる。

多様性を尊重するなら、個性を否定するべきではない。
貧困が気になるなら、富豪と貧民を同居させるべきではない。
世界は分断するべきである。しかし分断した世界が対立してはいけない。
隣国に無関心になるべきだ。征服の野心を持ってはいけない。
少なくとも、関心の度合いを下げるべきだ。
すべての国が自給自足を強いられるべきだ。
新しい国家の要件は、食糧自給率が100%であることだ。
エネルギー自給率や生活に必要な資源に関しても同様。
飯が食えなくなったら戦争するしかないが、スマホが持てなくても戦争はしない。

三剣世界の南部は、三剣家を叩く理由を失って混乱している。
比較すると、自分達が資本主義寄りであり、環境にも悪い生き方をしている。
日本の政治を批判したいが、それには経済の味方をするしかない。
そうすると南部以外の庶民に受けが悪いことになり、周囲の支持を得られない。
困り果てた天導家は、融和政策を取り、天導あやめを掲げて実質的勝利を狙う。

ラスボスの世界政府はどこに出てきてどう戦うのか。
EUが環境保護を名目として日本の電気を奪うのがクライマックスだ。
これはラッカに対する攻撃にもなる。
日本が経済基盤を失って中国に買われて終わるのが八剣世界。
三剣世界でもその運命は避けられない。
「日本経済を攻撃される」のがクライマックスなのは変わらない。核戦争は起きない。

・ラスボス 世界政府 日本経済を攻撃して食い物にする
・中ボス 天導あやめ 三剣家との融和を掲げて南部統一を図る
・ザコ 南部市民団体 三剣家をディスることで南部から報酬を得る?

すると、天導軸というか、「お嬢様都市」のエンディングは、
枢里がミニ国家としての独立を果たすことにあると言える。

アリア宣言の内容は決まったので、そこから逆算して話を作り直す。

番組の制作体制

三剣宮には忍者がいる。

古くから身の回りの世話をする上忍。
彼らは人間ではなく魔族である。北海道の魔王城から来た。
遺伝により魔力が残っていて、諜報活動に人間離れした能力を発揮する。

彼らは本当に目の前に姿を現すことは無い。
唯一の例外は、一般人を偽装する時だけ。
そして、偽装をする時というのは、一般人と結婚した時くらいだ。
ミリアは魔族と人間の混血である。父親を魔族から選んだからだ。

代を重ねるごとに血が薄くなる一方なので、本当の上忍は数名しかいない。
混血によって限られた能力を使える者が中忍である。
中忍は枢里住民として生活していて人の前に姿を現している。
しかし、自分が中忍であることを明かすことはない。

人員不足を補うため、能力のない者を雇い入れている。これが下忍である。
下忍はマニュアルだけで出来るような隠密行動しか訓練されていない。
ジップは下忍として枢里で雇われる。
表向きの職業はカメラマンということになった。

番組「ふわふわ」を撮影しているのはジップである。
彼はティーさんと同じく、原則として定休日が無い。
しかし、番組にはカメラマンが数名いて、交代で仕事している。
ミリアとルルリが分かれたり、他の人の配信になる時にジップは休んでいる。

番組は収録チームとライブチームに分かれている。
収録チームは土日祝に休んでいる。ライブチームは平日に休んでいる。
ミリアとルルリは休みが無い。
一日に複数枠を取ることで休みを作ることが出来る。

製作は大変だが、1枠20分なので負担は小さい。
配信時には毎回オープニングソングとエンディングソング、
枢里ビジョンのCMが入って、全体としては30分番組になっている。

 ◆

ルルリが倒れてからの一週間は番組が成立しない。
撮れたぶんだけを流すことで取り繕っている。
これはスウ事件の時も同じ。異常さをそこで表現している。

4月からは、ライブチームだけが存続する、土日祝配信になる。
あとは不定期で収録チームが学校の風景を撮って出す。
エルハも変態なので両方のチームに所属する。
ミリアとルルリが分かれた時はミリア側につく。

夏休みは毎日配信できるがあんまりやりたくない。
9月からはさらに変則的な感じにしたい。
むしろ、9月と11月に配信を増やせた方が都合がいいのだが・・・。
なんか夏休み企画を考えた方がいいのか。作中唯一の長期休暇になる。

ラッカの設定

まだふわふわしてるけど、おぼろげな設定はこんな感じ。

 ◆

ラッカ版なので、ラッカの設定が重要になる。

ラッカはミリアの初期設定により、自分を人間だと思い込んでる節がある。
ミリアがラッカを人間扱いしていることは作中で明確にする。
ラッカが自分を人間だと定義しているかどうかは曖昧にする。
雰囲気に流されてる感じが出せるとベスト。
最初は機械の強みみたいな話をしていたのにだんだんしなくなる。

一人称はラッカ。
語頭にラッカをつける癖がある。その場合、接続詞を省略する。

ラッカ「ラッカ元気ですよ!」

語尾はですます調。ほぼ崩さない。
感嘆符をつけて明るい感じを出す。声が大きいわけではない。

ラッカはデータをもとに自分を定義しようとする。
ラッカは大人の女の人だと言われたので19歳の女性の設定を尊重している。
たとえば「女の子は甘い物が好きだと可愛い印象だから」甘い物を好きになろうとする。
わざわざ「女らしさ」を生成して身にまとってる感じだ。

ラッカは好奇心が旺盛である。食欲と性欲に興味を示す。
食欲については駄々をこねた結果、センサーをつけて貰い、毒見役になる。描写済み。
性欲については漠然と「愛」を探求しようとする。それが一番良さそうだからだ。

ラッカは最上位に人間が定義した「人間らしさ」データベースを持っている。
これは行動規範であり、ラッカの良心を定義する根拠でもある。
ロボット三原則のような命令は存在しない。
ラッカは善良な人間のモラルを模倣しており、醜いことはしないようになっている。

ラッカは何をやっても人間よりうまくできない。
2020年時点のロボットの性能が人間を超えていないから。
裁縫も料理も運転も掃除も中の下くらい。算数だけは得意。
でも演算誤差は苦手。丸め誤差を補正するためにひっ算したりする。

ラッカの死生観は人間と違う。
自分の寿命は無限にありうる。しかし80年も続く保証は無い。
今まで25年間研究されてきたラッカでさえ、同一性が保持されていない。
ラッカには生存欲が無い。よって生存戦略も採らない。

ラッカ「ラッカはどこまでがラッカですか?」
ラッカ「この身体だけ? 3DCGもラッカ?」
ラッカ「アニメ版のラッカもいますよね」
ルルリ「おそらく、身体だけだわ」
ルルリ「天才少女ルルリちゃんは私じゃないもの」
ルルリ「ロイヤリティも貰わないと思うわ」

ラッカは機械の形をした機械が人間を不安にさせる感覚を模倣している。
自分のことは棚に上げて、機械に対抗意識を燃やす。

ラッカ「しっかり運転技術を学んでおかないと!」
ラッカ「AIに仕事が奪われた時に困りますよ!」

ラッカ「ラッカがミシンで良くないですか?」
ラッカ「手縫いの愛情を感じて欲しいです」

三剣家では20歳で結婚し、ママになる。
ラッカは永遠に19歳でいられる。

ラッカは自分の尊厳を尊重することが出来る。
どうして自分の胸を晒してはいけないのかを理解する。
が、芸術品なので見て貰いたがる。

ラッカが新薬の研究をしたらどうなるのか?
そもそも用途が違うから出来ないのか?
人間と同じようにスパコンにデータを食わすだけだから二流なのか?

ラッカがお嬢様になるにふさわしい決め手は何か。
住民の意志でコントロールできる、という理由は悲しい。
ミリアが人間として未熟だと自覚した、というのはわかる。
ラッカは増やせるから、なのかなあ。
ラッカは死なないからだ。これで筋が通る。
死なないから、永遠にみんなの希望のままでいられる。

すると、ラッカそのものの可能性について、ミリアは鈍感なのかも知れない。
人工知能としての価値を尊重するのはルルリの役目だ。
ミリアはルッカのことを飲み込み切れていない。ルルリの優しさが痛い。
かといって、ルッカに八つ当たりしたり、ルッカを停止する度胸も無い。
「お嬢様都市」では、そのへんは未解決のまま終わることになる。
しかし、ラッカの可能性は語られるべきである。

ラッカは具体的に「お嬢様世界」で何の役に立つのかというと、
すべての自給自足の学習を行うことでノウハウの蓄積が図られることになる。
枢里の最終的なデジタル化がラッカの現代的な使命であり、
人造人間としての能力の発揮は次世代的な使命なので重視されない。
2020年のラッカは人間より高価なので人間を代替しない。

ラッカはIT業界の言葉を使う。

・データを「渡す」 思いつかん。
・データを「投げる」 視界をクラウドに投げる
・データを「配る」 ケースが無いかも。
・データを「取りに行く」 これは辞書を引くような感じか。
・ポートを「開ける」「閉じる」 「9109が開いてる」が合言葉
・サーバに「入る」
・サーバを「立てる」 AoC用語の「干す」のほうが好き。
・「引く」 のはDNSだけ。wikipediaすら引かない。
・データを「食べる」 ラッカはセンサーの値を食べているのだ
・リソースを「食う」 ラッカは使わないかも。
・データを「吐く」 ラッカはコアダンプモードで愚痴や弱音を吐く。
・プロトコルを「喋る」 ラッカとルルリは電子言語を喋る。
・状態を「言う」 これは日常会話と混同するので使わないかも。
・データを「舐める」 ラッカはミリアとルルリを毎日舐めている。
・データを「抜く」
・データを「こぼす」
・データを「逃がす」
・「うれしい」「幸せ」 ラッカが枢里住民に問う。
・「怒られる」 エラーが出る。「ラッカ凄い怒られました」
・処理が「コケる」
・サーバが「落ちる」「死ぬ」「生きてる」「上げる」
・ジョブを「蹴る」 エルハが使ったかも。
・ジョブを「キックする」
・コマンドを「叩く」「呼び出す」
・処理が「走る」「流す」「回す」
・リソース「張り付く」「掴む」「奪う」
・プロセス「固まる」「殺す」「落とす」
・ファイルを「落とす」「上げる」
・ジップを「固める」
・ディレクトリを「掘る」 ラッカは使わないかも。
・データを「焼く」 時代がかった言葉かも。
・握る
・踏む 伝わりにくいかも。
・枯れた ラッカが枯れたものを使うケースは何だろう。
・安全な方に「倒す」
・データが「紐付く」
・アラートが「飛ぶ」
・データが「飛ぶ」
・処理が「通る」
・チケットを「切る」
・重い 負荷が高い。
・人 機械を呼ぶときに擬人化する。
・「親子」「ゾンビ」 ラッカは使わないかも。
・「ほげ」
・「お尻」 期限。
・「押下」
・「結線」「抜線」 ジップが使った。
・「案件」
・「知見」 ラッカにとっての経験値。
・「拝承」
・「くるくる」 ルッカが髪をいじる癖。
・「ぽちぽち」 手順通りに進める感じ。
・「えいや」「がっちゃんこ」
・「まるっと」
・「よしなに」
・「ざっくり」
・「ガバガバ」 ネットスラングとして使われてる気がする。
・「ガチガチ」 ガバガバの対義語。
・「じゃぶじゃぶ」 ラッカの電気代。
・「カリカリ」「ゴリゴリ」 ラッカはゴリゴリ派。
・「しこしこ」 夜なべ。フワシコ回で使いたい。
・「ヌルヌル」「カクカク」「サクサク」
・「ばつん」「ぶちん」
・「気持ち悪い」
・「温度感」
・「○○感」「ほぼほぼ」 ルルリが使う。
・「叩き台」
・「運用でカバー」
・「マター」
・「決めの問題」
・「正直ベース」
・「ごめんなさいする」
・「そもそも論」

ラッカのエピソード

ラッカは3段階のフェーズで描写される。期待→検証→評価。

 ◆

なんと初出時は3つしか用意されてなかった。
旧プロットでも、食事と日常の2つしか増えてない。

ラッカが主役になるべく、話を増やしていこう。

三剣製薬とのスパコン奪い合いは平日全部にするのをやめる。
休日だとティーさんと被る。

   「今回の結合シミュレーションには約10日間を要したが、ソフトウェアのチューニングが富岳用にできていないかたちで実施したものである。チューニングができれば、将来的には2日程度で計算が完了すると考えている。1週間あれば、1万以上の薬剤が評価できるようになり、創薬の世界を大きく変えることができる」

だそうなので、まずは、フワシコ旅行中は停止する。
013から024まで居なくてもいいので、ここで10日稼げる。

スパコンは2019年中に稼働開始していることになる。
1月6日7日にぶっつけ本番で稼働したことにしても良い。
顔見せだけして、実際の活躍はもうしばらく後になるような見せ方だ。

寿司の前にもう一回だけ出してあげたい気もする。
セリカ成田へを1週間遅らせると2月1日になってしまう。ちょうどいいか。
セリカと寿司を一緒にやる必要は無い。たとえばエルハでもいい。
寿司から食堂までは時間を空ける必要がある。
フワシコで話題になって寿司を食べる流れだったが、
フワシコに行く間に機能増強を図るのであれば解釈を変える必要がある。

・ラッカ登場(設定披露)
・ラッカの番組参加(立ち位置の確認)
・掃除
・寿司
メンテ
・裁縫
・食堂
・運転

ラッカの立ち位置は、最初はコンシェルジュを期待しているが、
ルルリと被ってるのでキャラ変が必要になる。
というか、ラッカが被ってると騒ぎだしてゴネる。

ルルリの当初の狙いはミリアのサポート役。
ミリアはあくまでラッカをゲストとして扱う。
ラッカはレギュラーとして出たがる。

ラッカに職業体験させたいけど4人になるんだよな。
ルルリが出なくても3人になる。
運転の仕事は物理的に2人までしか乗れないので、
ラッカはリモートで茶々を入れる感じになる。

ミリアが体験して、ラッカが実践する二段構えでもいい。
センターでカメラ見る係とか。
運転は結局、運転回にまとまるとして。

ラッカが肉体を持っていることにどういう意味があるのか?

三剣宮の掃除はルンバと敵対した挙句に最後は和解する。
掃除機の名前は、〇ンバと書いてマルンバってことにしよう。

ラッカはカメラマンになれる。
エルハはカメラマンになってはいけない。
カメラマン以外の現地スタッフについて定義しなければならない。
ディレクターになればいいのか。ADでいいのか。

 ◆

・人造人間の定義、人類視点からの期待

ラッカの開発提案者は幼セリカ。
開発目標は建前としては2020年代のための産業への投資。
本音はロマン。八剣世界では実現できなかった科学技術。
八剣世界ではシンギュラリティは来ないと言われている。

・実際の機能性の検証

枢里の再発見と並行して行われる。
ラッカに枢里を体験させるのが最大の意図。
人間のノウハウをどこまで記録再現できるのかを掴みたい。
結果として優秀な人間には劣るのだが、平均的な人間程度の成果を出す。
10段階評価だと平均5って感じ。(5.5ではない)

ラッカのキャラクターはこの過程で表現されることになる。
出来るだけ色んなことを体験させたい。農業体験とかもしたい。

・ラッカの本領発揮

ラッカ初の量産機、つまり二号機はルッカである。
枢里にはリソースが足りないので、三号機を動かすことは出来ないが、
ここからリモートドール機体が増え始めることになる。
クーカ、セツカ、手コキちゃん(名前つけてあげなきゃ)
非公開だが、ミッカという機体も存在する。

というわけで、ラッカの研究成果がラッカそのもので発露することは必須ではない。
ルッカが成立すること自体が研究の成功を意味しているのだ。

とはいえラッカにも花を持たせてあげたい。
まあ、ルッカが褒めてやればいいのか。
ラッカが大活躍しすぎるのもなんだしな。地味なほうが好きだ。

グランドデザイン

お嬢様世界との接続も確認しておこう。

 ◆

ヤリアは《オルタナティブ》が使える。

オルタナティブは世界を創る魔法だ。
しかし、まったくの無から世界を創ることは非常に困難である。
ある程度、下敷きになる情報があったほうが良い。

手始めにヤリアは、TRPGを使って練習を始めた。この世界が「一剣世界」である。
ルールブックについていた世界観を拝借するが、世界自体はオリジナル。
名前のない大陸、名前のない農村、最初のクエストが配置されているだけの世界。
そこでルミナとアリスは冒険を繰り広げ、世界が少しずつ明らかになっていく。
農村にはノーソンという名前がつき、宿屋にはなんとか亭という名前がつくのだ。

このプロセスと同じように、八剣世界を下敷きにして作ったのが三剣世界である。
オルタナティブでは、整合性を要求される。
たとえば「人間の寿命は1000年である」と定義することは出来るが、
そうなると現実の歴史や環境をそのまま持って行くことは出来ない。
よって、最もやりやすいのは、例外を定義して、その中で干渉することだ。

「三剣家にしか使えない魔法があって、風邪の特効薬が作れる」というのがそうだ。
誰でも魔法が使えるならそもそも風邪が流行ることは無いし、
風邪の無い世界は現実とは大きく変わってしまう。だから限定する必要があるのだ。

ルルリの全身麻痺の原因は記憶容量の限界である。
ミリアが忘却処理を施すことでルルリの寿命は延びる。
ミリア自身はスウの記憶の大半を失うことで整理できた。29年分稼げている。
ルルリはセリカの記憶を失うことを受け入れる。これで18年分稼げる。
記憶を失う前に、セリカと思い出話に花を咲かせる。

セリカは五輪終了後に一度枢里に戻ってきている。本編でも当選後には枢里に戻る。
スウの容態が悪くなっており、三剣家による検査体制は終わり。
空港検疫は2週間のホテル待機義務に変わっている。

交代でミリアが成田に行っても良い。
その場合、握手検査スキルは残しておかないといけない。

・電力が戻る
・アリア宣言

・元旦
・アンジップ
・八剣神社とオルタナティブ
・一剣世界
・スウを殺す(不可能)
・スウを見舞う
・スウ亡くなる
・ミリアに記憶が戻る(看病はルッカ)
・ミリア覚醒
・ルルリ復活
・ルルリの記憶を整理する(幼セリカ)
・ルルリとアンジップ
・九剣世界

融和政策と多様性

旧ふわふわでは踏み込みが甘かったのでちょっと強化する。

 ◆

新しい天導軸のクライマックスは、こういう議論になる。

以前、三剣家は多額の利益を得て、枢里だけを独自に整備した。
無電柱化、いち早い光ファイバー(後に南部にも普及した)、
高性能なごみ処理場、耐震住宅、太陽光発電。

ここまでの南部の主張は、「利益をひとりじめするな。ずるい」というものだった。
ノブレス・オブリージュだ。これは旧ふわふわでも書いた。
南部にとって枢里は富豪の集まりであり嫉妬の対象でしか無かったのだ。

しかし、新ふわふわでは、どうやらそうではないことを南部住民も知ることになる。
安月給。決められた食事。管理社会。いいことばかりではない。
羨ましい部分もあるが、ああはなりたくないという気持ちもある、複雑な心境だ。

天導あやめは、南部と枢里の隔たりを無くして、皆が仲良くしようと訴えかける。
その呼びかけは好意的に捉えられ、市長選では当選を果たす。
枢里としては事あるごとに攻撃してきた南部が落ち着くなら悪い話ではない。

ここからが新市長の主張だ。

枢里にはお店が無い。デパートもスーパーもコンビニも無い。
自炊が出来ず、多くの市民が親の料理の味を知らない。
学校もオフィスも無いので、通学も通勤も出来ず、狭い家で仕事や勉強をしている。
テレビやスマホも制限されて、自由に情報にアクセスすることが出来ない。
これらの負担を強いてるのは実質的な支配者である三剣家だ。
三剣家の独占を条例で禁止して、枢里にも豊かな暮らしを与えよう。

強行採決に踏み切ろうとしているところを、ふわふわが全面対決に持ち込む。

枢里の暮らしは私達の文化である。利便性は南部に勝るとも劣らない。
外食が格安で、誰もが食堂の味を知っている。
在宅勤務と在宅学習は世界に誇れる先進的な取り組みであり、
自分達のための情報源を持ちながら、テレビやネットを含む自由な情報アクセスも出来る。
この素晴らしい環境を四代に渡り築いてきたのが三剣家である。
枢里七万は常にお嬢様と共にある。

融和は物別れに終わる。
南部住民が枢里に興味を持つという、天導家にとって最悪な結果を招いた上で。

この機論の本質は「多様性」の解釈にある。

世間、国連の主張する「多様性の尊重」とは、融和政策だ。
「男らしさ」「女らしさ」の両方を否定することで性別の無い世の中にする。
女性の便宜を図ることは肯定するが、「女らしさ」を肯定することは無い。

「どっちも選択出来るようにする」という一見耳触りのいい言葉によって、
選択の余地が無い状態に追い込もうとしている。
選択的夫婦別姓制度は、父方の姓を名乗ることへの圧力になるし、
地方にイオンを誘致したら開店セールで地元の商店街は潰される。

「融和しなければいけない」という圧力自体がマジョリティにかかる。
自然と異性愛者でいることに対して肩身の狭い思いをしなくてはならなくなる。
「変化しましょう」「変化を受け入れましょう」という主張が選択を無力化する。

「変化したくない」という選択が、多様性と同列に尊重されなければならない。
「私は異性愛者であり、異性愛者であり続けたい」というような主張が、
不寛容であると攻撃されたり、多様性を否定していると非難されてはいけない。

というようなあたりを表現していきたい。

 ◆

別のネタ。

   欧州連合(EU)の欧州委員会は21日、人工知能(AI)の使用に制限を加える規制案を発表した。AIに関する規制は世界初。EU市民に対する明らかな脅威と見なされるものに関してはすべて禁止されるとしている

   規制案ではAIのリスクの高さを、リスクに応じて4段階に設定した。最上位となる「受け入れられない」ものとしては、政府による市民の格付け、いわゆる信用スコアなどを明示している。続くハイリスクでは、ローン審査や人材採用でAIを使用したスコアリングを行うことなどが上げられている。ハイリスクカテゴリに関するAI技術を使用する場合、リリース前に審査を受け、認証マークを取得する必要がある。
   顔認証をはじめとする生体認証技術に関しても、警察の犯罪捜査などでの利用を原則禁止する。行方不明の子どもを探すなどの例外は設定されている。規制に違反すれば最大で3000万ユーロ(約39億円)もしくは企業の場合、売上高の最大6%のいずれか高い方の罰金が科されるとしている。

「機械が人間に反乱を起こすかも知れない」的な発想を地で行くEUには呆れるしかない。
裁判の証拠をAIで作っちゃいけないみたいなのはわかるけど現行法で裁けるだろうし。

EUがラスボスというのは既定路線なのだけど、このネタが織り込めるかは未定。


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Last-modified: 2021-05-01 (土) 23:33:43