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011 同性愛

ミリア「どうして腐る女子って言うの?」
ルルリ「というわけで」
ルルリ「後半のテーマは腐女子になりました」
ルルリ「それではティー先生、よろしくお願いします」
ティー「かしこまられるとキツイっす」
ルルリ「ティーさんはどうして腐女子なの?」
ティー「え、生まれつきですが」
ミリア「産まれた時から男性が好きだった?」
ティー「むしろ好きじゃないんですか?」
ルルリ「私は女性のほうが好き」
ミリア「わたしも男性はちょっと怖いかな」
ティー「共感して貰うの絶対無理だ」
ルルリ「まあまあ、視聴者のみなさんに説明して」
ティー「初恋の人がBLキャラだったんですよ」
ティー「あ、アニメ自体は普通なんですけど」
ルルリ「恋した男性アニメキャラが同性愛者だったと」
ティー「そんな感じです」
ミリア「なんてアニメ?」
ティー「そこは勘弁してください」
ミリア「検索結果は0件でした」
ティー「そういうタイトルのアニメじゃないし!」
ルルリ「抉っていくスタイル」
ティー「尊いシチュが好きだから」
ティー「女性じゃないほうがいいんですよ」
ミリア「女性は尊くないの?」
ティー「ドロドロしたやつが苦手で」
ティー「男同士だと嫌な描写が無い」
ルルリ「百合でも無いやつは無くない?」
ティー「読まないからわかんないです」
ミリア「女の人同士の恋愛でも腐女子って言うの?」
ルルリ「姫女子ね」
ミリア「かわいい」
ティー「差別だー!」
ミリア「これって男性が差別されてるのかな?」
ルルリ「やおいの方が雅な言葉だと思うけど」
ルルリ「言葉自体に差別的な意味は無いわよ」
ルルリ「差別的なニュアンスで使うのがダメなの」
ティー「改めて比べると、ちょっと不服ですね」
ミリア「王子女子にしよう」
ティー「眩しすぎて溶けそう」
ルルリ「日陰者を自称する背徳感があったのかもね」
ルルリ「男性の同性愛の良し悪しは置いといて」
ルルリ「イケナイ事をしてる感じがそそるというか」
ティー「それはわかるかも」
ミリア「同性愛は悪いこと?」
ルルリ「ティーさんは女性に愛されるのは嫌?」
ティー「どちらかというと嫌ですね」
ティー「あ、今のまずかったですか?」
ルルリ「※個人の感想です」
ルルリ「男性に愛されるのは大丈夫なのよね?」
ティー「どちらかというと嫌です」
ルルリ「どっちならいいの」
ティー「自分は見てるだけなのがいい」
ルルリ「なるほど」
ルルリ「ミリアは女性が恋愛対象なの?」
ミリア「恋愛がよくわからないかな・・・」
ルルリ「男の子にドキッとしたりとかは?」
ミリア「無い」
ルルリ「女の子も?」
ミリア「ルルリ見てるとヒヤッとする」
ルルリ「それは恋ね」
ミリア「恋だったかー」
ルルリ「というわけで同性愛に否定的な人がいないわ」
ルルリ「巷ではホモフォビアがいるみたいね」
ルルリ「ゲイフォビアと言うべきかしら」
ミリア「同性愛恐怖症」
ルルリ「男性同士の同性愛嫌悪ね」
ルルリ「レズがダメならレズフォビア」
ティー「ルルリさんはゲイフォビアではない?」
ルルリ「対岸の火事のようなものね」
ルルリ「恋もしないし嫌悪もしない」
ルルリ「ゲイとレズは一括りに出来ないのよ」
ティー「納得してしまう」
ルルリ「LGBTみたいな言い方が一番おぞましいわ」
ルルリ「なんでも混ぜないで欲しい」
ミリア「混ぜてるわけじゃないと思う」
ルルリ「こじらせついでにぶっちゃけるけど」
ルルリ「私たぶん性自認が男性寄りなのよ」
ルルリ「だから厳密にはレズなんじゃなくて」
ルルリ「身体は女性で、心は姫男子なの」
ミリア「むずかしい」
ティー「わかる」
ミリア「わかるの?!」
ティー「ルルリさんは何か腐女子心をくすぐります」
ティー「雑に言うと元気ショタを感じる」
ミリア「元気ではない・・・と思う・・・」
ルルリ「心はぴょんぴょん・・・してないわね」
ティー「女っぽくないです」
ルルリ「がーん」
ティー「褒めてるんですよ」
ルルリ「可愛い女の子を目指してるのよ」
ミリア「姫男子じゃなくて?」
ルルリ「私は自分大好きだから」
ルルリ「恋愛するなら自分がしてないと嫌なのよ」
ルルリ「姫男子な俺は、可愛い私のことが大好き」
ルルリ「可愛い私はミリアのことが大好き」
ミリア「ルルリ」
ルルリ「ん?」
ミリア「こしょこしょこしょ」
ルルリ「え、なに、セクハラ?」
ミリア「違う!」
ルルリ「ライブでそれ言っていいの?」
ミリア「だからこそこそ話にしたの」
ルルリ「耳貸して」
ミリア「ん」
ルルリ「ペニス?」
ミリア「違う!! 日本語の意味!!」
ティー「何も聞こえてない何も聞こえてない」
ルルリ「ごめん一回ミュートにしよう」
ミリア「・・・!」
ルルリ「・・・?」
ミリア「・・・! ・・・!」
ルルリ「・・・・・・!」
ミリア「ルルリは男らしくないから好き」
ルルリ「丁寧に説明しましょう」
ルルリ「まず、ミリアは男性が怖いのだけど」
ルルリ「厳密に言うと男性のある特徴が怖いのね」
ミリア「うん」
ルルリ「それは一言で言うと男らしさで」
ルルリ「私はたとえ性自認が男性だとしても」
ルルリ「ミリアの思う男らしさには該当しないから」
ルルリ「怖いと思わないので、ルルリだーいすき」
ルルリ「ってことが言いたかったって話でした」
ミリア「解説ありがとうございます」
ルルリ「いきなり、オチンチンの意味教えて!」
ルルリ「って言われたからびっくりしたわよ」
ミリア「日本語でって言ったじゃん!」
ルルリ「男性器じゃん・・・」
ミリア「はい・・・」
ルルリ「フワシコ語のチンチンは男らしい男性のこと」
ルルリ「身体が大きくて筋肉質で粗暴な感じかしらね」
ルルリ「良い意味で使われてる言葉なんだけど」
ルルリ「ミリアの苦手なタイプらしい」
ティー「ルルリさんは小さくて筋肉無くて弱いですね」
ルルリ「免許取れる歳までに追い越してやるわ」
ミリア「男らしい男性を怖がるのは悪いこと?」
ルルリ「私は自由だと思うけど」
ルルリ「ゲイフォビアは悪いことだからやめましょう」
ルルリ「と主張してる人が」
ルルリ「男らしさフォビアは良いことでおすすめです」
ルルリ「とか言うのは一貫性を欠いていると感じるわ」
ミリア「男らしさフォビア」
ティー「どっちも性を否定してるんじゃないですか?」
ルルリ「その通りよ」
ルルリ「LGBTが性そのものを否定しうる」
ルルリ「性を無くせば、性差別も無くなるけど」
ルルリ「私は反対だわ」
ルルリ「可愛い女性が好きだから」
ミリア「わたしも、女らしい女性は好きかも」
ティー「自分は男らしい女性のほうが好きです」
ティー「女らしい男性もアリっすね」
ミリア「それって性の多様性とは違うの?」
ルルリ「多様性を望むなら、平等は諦めるべきよ」
ミリア「平等と多様は違う?」
ルルリ「平等は画一でしょ。全員が一緒」
ルルリ「同性婚するなら女性も全員タキシードね」
ミリア「どうすればドレスが着られるの?」
ルルリ「着たかったら着ればいいだけよ」
ミリア「反対されたら?」
ルルリ「反対意見を言う権利は尊重する」
ルルリ「反対意見を否定する権利は主張する」
ミリア「いいのかなあ」
ルルリ「この番組だって気持ち悪いかも知れないし」
ルルリ「気持ち悪いって感想を送る事も出来るよね」
ミリア「うん」
ルルリ「でも私は読まない」
ルルリ「私が読む前によけて貰ってるから」
ミリア「ルルリは読むと凹むもんね」
ルルリ「誰だって傷つけられれば凹むわよ」
ルルリ「そんな感想を送ってくるやつが悪い」
ミリア「そんなに悪口とかは来てないよ」
ティー「お嬢様は全部読んでるんですか?」
ミリア「うん」
ティー「次から手伝いますよ・・・」
ミリア「ありがとうございます」
ルルリ「じゃあティーさんの悪口書いちゃお」
ティー「ルルリさんの悪口書いて読ませます」
ルルリ「悪口は良くないわね」
ミリア「たくさんの感想お待ちしてまーす」
ルルリ「今回のアンケートは?」
ミリア「性と、性の多様性を尊重しよう、かな」
ミリア「《布告》です」
ルルリ「いいまとめね」
ティー「枢里では性の多様性への取り組みとか」
ティー「何かやってるんですか?」
ミリア「パートナー制度は元々性別不問だし」
ミリア「セレモニーホールも使い方自由だし」
ルルリ「スーパー銭湯に混浴があるわね」
ルルリ「公衆トイレも男女兼用があるわ」
ルルリ「多様性ではなく平等のほうかしらね」
ミリア「何かやったほうがいいのかな」
ルルリ「枢里は他人を否定しない文化だと思うわ」
ルルリ「田舎だし、住民がほぼ固定だから」
ルルリ「雰囲気が悪くなるのを極端に嫌うわよね」
ティー「ギリギリで干渉しないところがある」
ルルリ「まずはみんなの意見を聞いた方がいいわね」
ルルリ「問題があるなら対処しましょう」
ミリア「じゃあこのへんで今日は終わりまーす」
ミリア「次回はたぶんバナナ共和国でーす」
ルルリ「楽しみだわ!」


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Last-modified: 2021-04-10 (土) 00:02:34