V

091

ルルリ「ここは」
ルルリ「病院ね」
ルルリ「私のノートPCだわ」
ルルリ「メールを読めと」
ルルリ「なるほど」
ルルリ「それは困ったわね」
ルルリ「新規作成」
ルルリ「To セリカ」
ルルリ「おつるり」
ルルリ「1」
ルルリ「自然治癒できなかった場合に備えて」
ルルリ「コールドスリープを手配して欲しい」
ルルリ「私の生き死には隠匿すること」
ルルリ「この連絡も口外しないこと」
ルルリ「期限はミリアが結婚するまで」
ルルリ「2」
ルルリ「スパコン108台を最優先で予約」
ルルリ「ルルリラボの蓄積情報を使って」
ルルリ「ルルリを再現すること」
ルルリ「命名ルッカ」
ルルリ「私がリモートドールで動かす体裁」
ルルリ「出来れば始業式に間に合わせて」
ルルリ「以後ラッカも残り半分だけ割り当て」
ルルリ「可能なら製薬研究は神戸に回して」
ルルリ「3」
ルルリ「原則として面会拒絶」
ルルリ「父親は許可するわ」
ルルリ「4」
ルルリ「進捗が見えた時点で再度の投薬を希望」
ルルリ「忙しい中ありがとう」
ルルリ「いじよろ」
ルルリ「送信」
ルルリ「これでいいでしょう」
ルルリ「パパ」
ルルリ「チューするか」
ルルリ「こっち来て」
ルルリ「ハグして」
ルルリ「ん」
ルルリ「ありがと」
ルルリ「私、あなたの娘に生まれて良かったわ」
ルルリ「それじゃあ、おやすみなさい」
ルルリ「喉が動かなくなるまで、歌を歌うから」


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Last-modified: 2021-04-16 (金) 06:30:35