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016 住民島・ヒロバ

ミリア「わたしはお金わかんないから」
ミリア「お金いらないほうが好きかなー」
クロエ「アリアはほんと贅沢しないよね」
ミリア「そんなことないよ!」
ミリア「飛行機で5千円もするお茶頼んだし」
ルルリ「50万円じゃなかったの?」
ミリア「最高級のはそれぐらいするけど」
ミリア「そんなの出したら赤字だよね」
ルルリ「そりゃそうね、セリカが怒るわ」
ルルリ「クロエは、セリカになれたら何がしたい?」
クロエ「スシが食べたい!」
ミリア「お寿司!」
ルルリ「食べればいいじゃん」
クロエ「お寿司屋さん無いし」
ミリア「へいらっしゃい!」
クロエ「アリア、出来るの?」
ミリア「手巻き寿司ならミアミア・・・」
クロエ「すごい! ワザマエ!」
ミリア「タツジン! じゃないよ!」
ルルリ「板前ね。魚捌くとこが大変なのよね」
ルルリ「三枚おろし。見て、この動画」
ルルリ「どう? 出来そう?」
ミリア「すごく・・・大きいです・・・」
ルルリ「その件については私が悪かったわ」
ミリア「まちがってたらしい」
クロエ「細かい作業だなあ」
ルルリ「日本から板前を呼んで教えて貰うとか」
ルルリ「まあ、何年か先になるけど・・・」
ミリア「枢里もお寿司珍しいよね」
クロエ「そうなんだ」
ルルリ「職人が必要なものはなかなかねえ」
ルルリ「枢里でも流行ればいいのにね」
ミリア「日本をお寿司の国にしよう」
ルルリ「お寿司こそ日本海側で食べて欲しいわね」
ミリア「こんど食べに来て!」
クロエ「飛行機再開したら行くよ!」
『住民島・ヒロバ』
クロエ「ここはヒロバ」
ミリア「おじゃまします・・・」
ミリア「教会みたいな感じ」
クロエ「ここのヒロバは宗教に使われてるね」
ルルリ「場所によって使い方が変わるのよね」
ミリア「どんな使い方があるの?」
クロエ「学校とか、運動場とか」
クロエ「単に集まる場所みたいなのもある」
クロエ「ボードゲーム出来るところもあるよ!」
ルルリ「それはいいわね!」
ミリア「そこ行ってみる?」
ルルリ「まあせっかくだしここも見てみましょ」
ルルリ「これは何教なの?」
クロエ「フワシコの伝統宗教だと思う」
ルルリ「おっぱい?」
クロエ「どんな宗教だよ」
ルルリ「ふわふわおっぱいこそが生きる源なのです」
クロエ「それは牛でもいいの?」
ルルリ「山羊でもいいです」
ミリア「節操無し」
ルルリ「フワシコの名前の由来って何?」
クロエ「それがよくわかんないんだよね」
クロエ「フワシコはペーパーレス社会だからさ」
クロエ「過去にはこだわらないんだぜ」
ミリア「宗教は何を信仰しているの?」
クロエ「それもよくわからない」
ミリア「神様とか教祖とか?」
クロエ「そういうのは決まってないよ」
クロエ「いいことがあって嬉しかったとか」
クロエ「悪いことをしたので反省したとか」
クロエ「お願いごととか悩み事とかを祈るんだ」
ルルリ「仏像も十字架もあるもんね・・・」
ミリア「好きな宗教でお祈りしていいのかな?」
クロエ「大丈夫だよ」
ミリア「よかった」
ルルリ「あー」
クロエ「なにあーかな?」
ルルリ「三剣家はちょっと特殊な宗派なのよ」
ルルリ「いうならば三剣神道かしらね」
ルルリ「だから相性の悪い宗教がある感じ」
クロエ「フワシコは神権政治が禁止だから」
クロエ「大統領令より強い宗教は無いよ」
ミリア「そんなことできるんだ」
ルルリ「日本も一応、政教分離のはずだけどね」
ルルリ「宗教団体が連立与党になってるわ」
クロエ「日本は無宗教って聞いたけどなあ」
ルルリ「そういう建前なのよ」
ルルリ「信仰してるって言うと対立するからね」
クロエ「ルルリは信仰してるの?」
ルルリ「私はミリアひとすじだわ」
ミリア「調子いいことを言う」
ルルリ「いうならば三剣アリア教かしらね」
ルルリ「信者の数は・・・結構いそう」
ミリア「いーまーせーんー」
クロエ「アリアみたいな神様なら対立なさそう」
ルルリ「信じる者は救われるわよ」
ミリア「勧誘しないの」
クロエ「ご利益あるかな?」
ルルリ「風邪をひかなくなるわ」
クロエ「最強じゃん」
『住民島・車中』
ミリア「フワシコの人は働いてない時何してるの?」
クロエ「歌ったり踊ったり遊んだり泳いだり」
クロエ「映画見たり漫画読んだりゲームしたり」
クロエ「別になんも特別なことはしてないよ」
ミリア「歌ったり踊ったりしたい」
クロエ「やればいいじゃん」
ミリア「日本だとお金が高いから」
クロエ「歌うのにカネ取るの?!」
ルルリ「誰かに聞かれたらダメなのよ」
ミリア「だからお風呂でしか歌えない」
クロエ「日本人はよくそれで我慢できるね」
ルルリ「歌うために、聞く人からお金を取るのよ」
ルルリ「何千人と集めて、何千円か取って」
ミリア「わたしはお金取っちゃいけないから」
クロエ「なんで?」
ミリア「お給料を取ったら生きていけなくなる」
クロエ「世界中からお金を集めれば?」
ミリア「世界中の人も生きるために働いてるの」
クロエ「そこがそもそもおかしいんじゃない?」
ミリア「うん・・・」
クロエ「まあ、うちもセリカがいなかったら」
クロエ「外国のカネが無いと生きていけないけど」
クロエ「今は何とか観光と輸出で生きていける」
ルルリ「頑張ったわね」
クロエ「うちで歌っていきなよ」
クロエ「お金取る人いないし」
ミリア「大丈夫かな」
ルルリ「ベルヌ条約とTRIPS協定に」
ルルリ「フワシコは加入してないのよ」
ルルリ「だから著作権法の効力は及ばないわ」
ルルリ「姫路城も野放しでしょ」
ミリア「わたし、独唱に挑戦したい」
クロエ「歌えないアリア」
クロエ「歌えるようにしてやろうじゃないの」
ルルリ「よろしくお願いします」
クロエ「ルルリも?」
ルルリ「いや、私はいいわ。体力ないし」
ルルリ「ミリアをよろしくってことね」
クロエ「わかった!」
クロエ「じゃあさっそくカラオケいこ!」
ミリア「カラオケ行ったことない」
クロエ「すぐ慣れるよ」
ルルリ「日本で配信したら意味ないから」
ルルリ「音声カットでミリアだけ映してね」
『住民島・ヒロバ』
クロエ「ここが歌のヒロバだよ!」
ルルリ「カラオケ屋にありそうな名前ね」
ミリア「緊張する」
『ここから音声無しでお届けいたします』
『ミリア「誰か歌ってるね」』
『ルルリ「大部屋しかないの?」』
『クロエ「3つとも大部屋だよ」』
『クロエ「こんにちは、割り込みいい?」』
『クロエ「歌う曲決まってる?」』
『ミリア「うん」』
『魔法少女アニメの主題歌的なやつでした』
『ここから2分間ノーカットです』
ミリア「・・・・・・・・・!」
ミリア「・・・! ・・・・・・!」
ミリア「・・・・・・! ・・・・・・!」
ミリア「・・・・・・・・・!」
ミリア「・・・・・・・・・・・・!」
ミリア「・・・・・・・・・・・・!」
ミリア「・・・! ・・・・・・!」
ミリア「・・・・・・! ・・・・・・!」
ミリア「・・・・・・・・・!」
ミリア「・・・・・・・・・!」
ミリア「・・・! ・・・・・・!」
ミリア「・・・・・・! ・・・・・・!」
ミリア「・・・・・・・・・!」
『拍手と歓声。ワンコーラスで終わり』
クロエ「セリカジュニアだよ!」
『会場騒然。突然握手会が始まる』
ルルリ「明日は病院が混むわよ」
クロエ「なんで?」
ルルリ「そういうものなのよ」
ルルリ「ミリアが病院送りにした人は数知れず」
クロエ「こわっ」
『握手会はカット』
『住民島・車中』
クロエ「ごめん、あんまり歌えなかったね」
ミリア「ううん、ありがとう」
ミリア「みんな健康だね」
クロエ「バナナたくさん食べてるからかな!」
ルルリ「赤にならないの?」
ミリア「大丈夫みたい」
クロエ「赤?」
ルルリ「糖尿病が多いのかと思ったのよ」
クロエ「あー、みんなバナナより甘いものは苦手」
ルルリ「バナナも結構甘いと思うけど」
クロエ「だからバナナ以外は甘く無い方がいい」
ミリア「なるほど」
クロエ「あとみんな運動してるからじゃないかな」
ルルリ「なんで運動?」
クロエ「泳いだり走ったり踊ったり」
クロエ「動いてないと落ち着かない感じ」
ルルリ「私ほど落ち着いてるレディーはいないのね」
クロエ「ルルリも結構動いてない?」
ミリア「いつもより動いてる気がする」
ミリア「ちゃんと早起きしてるし」
ルルリ「じっとしてると疲れるのよね」
クロエ「それだ」
クロエ「ジム行くといいよ」
クロエ「漫画読みながら運動出来るよ」
ミリア「じっとしてなさが凄い」
ルルリ「まあ、今日の住民島散策は終わりましょう」
ミリア「編集大変そう」
クロエ「明日はどうするの?」
ミリア「フワシコについてなんでも聞いてみよう」
ルルリ「日本時間で火曜日の朝8時くらいまで!」
ルルリ「に貰えた質問に答えていこうと思います」
ルルリ「この配信が月曜に出てなかったらアウトね」
ミリア「間に合わなかったらどうする?」
ルルリ「編集さんに質問を考えて貰います!」
ミリア「編集さん大変そう」
『編集頑張りました!』
ルルリ「というわけで、こっちは月曜日はお休み」
ミリア「ご視聴ありがとうございました!」


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Last-modified: 2021-04-10 (土) 00:00:57