枢里は極力「人間が労働を行わない」ように効率化する方針である。
理由は2つ。人間の労働供給は不安定である。労働は長期的には不経済である。
農業、工業は、機械化が前提で事業化される。戸建ての建設も同様であった。
飲食、店舗はあえて人力にしてある。医療、介護はまだ機械化出来ていない。
ここでは、雇用契約と町内活動の区別や、外需と内需の区別をせず、全業務、全産業について記載する。
枢里社員は、週30時間労働である。
内訳は、週21時間の雇用契約と、週9時間の町内活動である。
あるいは、週18時間の雇用契約と、週12時間の町内活動である。
週の時間割は、6-6-6-6-6や、7-7-7-6-3、8-8-8-6-(8)など。
業務には等級が設定されている。
基本職(無資格)
中級職(資格職)
上級職
枢里住民は、無資格で出来て、肉体への負担が少ない労働を好む。
売上をあげるためにやって貰いたい仕事は、住民の希望とは異なる。
傾向として、業務ごとの性差は存在する。
運転、農業、建設、研究は男性。
裁縫、育児、看護は女性。見栄えのする仕事も女性が多い。
それ以外は特に無し。このへんはあまり問題視されていない。
鶴城市は史実の小松に近い産業構造とする。
製造業中枢型で、繊維、一般機械、電気機械器具が中心。
枢里は、製造業・農林漁業並立型。
情報通信業が最も盛んで、他は史実の越前市に近い。
1%は376人。ただし1人あたりのマンパワーは0.75馬力。
()内は参考値(岩手県)
グルメの大部分は輸入に頼っている。
大部分は輸入に頼っている。
未設定。
鶴城市はほとんど海に面していない。枢里の意識もそんな感じ。
サバの缶詰加工くらいはやってるかも知れない。
グローバル化による価格破壊が起きたため、安いもの、量が必要無いものは輸入で済ませている。
ここに挙げたもの以外にも細々と手広くやっている。
いざとなったら自分達で何でも作れるように一通り作れるような体制だけ整えている感じ。
分類がよくわからん。
でもたぶん越前市とは合っているはず。
製造工程のほとんどは機械化されている。
人力での作業が大量に必要な工場は基本的に作らない。
BMWの製造は99%機械がやって、残りの1%は機械の仕事をチェックする業務らしい。
枢里の製造業に20%、7520人も従事していると考えるのはそぐわない。
技術保存のために一つだけ縫製工場が残っていて、自由に服を作ることが出来る。
里外への販売は積極的にはしていない。
枢里の家具で特徴的なのはプラスチックの重ねケース。
服も小物も書籍も食器も全部これに入れる。
引っ越しの時は中を詰めて封をしてそのまま運ぶ。
次がプラスチックの折り畳み板で、これはテーブルになる。足はケースが担う。
ベッドの下にも衣装ケースが入る。2個4個2個で16個収納可能。
フレームはしっかりある。上半身と下半身で二つに分けても大丈夫。
背丈の高い家具はあまり推奨されないが、縦に補強できるフレームもある。
食器棚や本棚には奥行きの少ないケースを使う。これでだいたい揃う。
テーブルと椅子はある。こたつもある。それらは木製。あとはプラスチックと鉄の棒で作る。
住宅はユニットハウスなので人件費が少ない。
それ以外の建物は普通に建てるので建設業自体は必要。
割合はわかんないのでざっくり半分強くらいに設定しておく。
枢里に家庭用のガスは無い。
電気は太陽光発電のFIT制度を利用する兼業事業者が多い。
これを数として計上すると5万人が従事者になってしまうので100%を超える。
水道は市営で、私設水道への移行は2020年時点で未着手。
枢里で生産された物を商品として販売する仕事と、
里外から商品を安く仕入れてきて枢里で販売する仕事があり、
卸売業自体はそれなりに必要な事業である。
枢里ではネット通販に集約される。
ヨドバシドットコムしか無いような状態だ。別にAmazonでも楽天でも買い物はできるが。
倉庫のネット通販、出島を除くと、駄菓子屋などの小規模な店舗しかない。
と思ったけど、アーケードだけで結構な規模になる。
全部で300店舗だとしても4%の従事者がいる計算。
$ 300*28/37600
0.2234042553191489
診療所や三剣枢里病院の医師と看護師も枢里住民である。
枢里大学には医学部は無いので、医者は貴重である。
三剣製薬の息がかかった調剤薬局はある。
スパコンを使って新薬の研究もしているが、多くの枢里住民とは関係が無い。
要支援2以上の3人に対して1人の介護職員がいれば、国から介護報酬が得られる。
介護福祉士の資格を持った者が身体介護を行い。無資格者が補佐する。
身内の在宅介護は推奨していない。
純粋な値は、グルメ通りと出島のホテルで、割合としては並みかやや少なめ。
しかし、食堂は料金を払ってお店でご飯を食べている計算になるはずなので、
30時間中6時間の従事者が半分いるとすると、10%は食堂に従事してる事になる。
厳密に考えると食堂内の売店は小売に該当するのかも知らんがわからん。
里内で完結する。
枢里から長距離で出ていく運輸業についてはあまり深く考えていない。
生業の1/4が運転に専念しているだけで5%になってしまう。
枢里は免許取得率の目標値を持ってて、足りなくなったら枢里の予算で免許の取得を支援している。
自動運転が本命なので、2030年くらいまでの時限的な措置ではある。
収集車に乗って近所のごみを回収する。2人で行う。
週4回。燃えるゴミが2回、プラスチックが1回、燃えないゴミと粗大ごみが隔週1回。
ゴミ捨て場は32名あたり1か所、1haあたり5か所用意される。
9:00-12:00までの仕事で、4haを担当するが、3時間もかからない。
残りの3時間で配送の生業に就ける。
廃棄物発電。2トンのゴミから1MWh取り出せるとする。
7万人のゴミは1日70トンになるとすると、これだけで35MWになる。
1日50トンの焼却炉を3基保有して、南部のゴミも処理している。
南部のゴミ処理は生業ではなく立派な事業で、収入も得ている。
日本の年間ごみ排出量は、4,272万トン。これは東京ドームおよそ115杯分に相当する。 これを、人口と36日で割り算すると、1人1日当たりのごみ排出量は、918g/人日となる。
受託開発と内製ソフトウェア開発に分かれる。
在宅でやる。定時は無い。
人材の先鋭化が問題になっている。
スマホアプリとかWeb制作はあえて素人仕事のままにして育つのを待ち、
自分自身の業務を効率化できる才能が見つかったら高度業務にスカウトする感じ。
高度業務では、自動開発が研究テーマになっている。
定時は10:00-17:00。休憩は12:00-13:00。
・テレビの代替として2007年に始まった「枢里ビジョン」の番組制作が主。
・三剣放送協会(MHK)という名前で発足したがすぐに改名する羽目になった。
・2020年現在、テレビの保有率は9.1%まで下がった。
・セリカ出演の性教育番組は別のものに差し替えられている。
・ネットには「別のもの」が大量に出回っている。火消し用である。
・オンライン教育を推進して、教育動画も作るようになった。
・通学が必須でなくなり、授業動画を在宅で見て学習することが出来る。
・枢里ビジョンは4チャンネルある。
・1ch ニュースと教育
・3ch 娯楽、バラエティ
・5ch 住民動画、投稿、結婚相談
・7ch 癒し、動物、お嬢様
・セリカは輸出できるコンテンツを住民にどんどん作って欲しいと思っている。
・動画でない、漫画、ゲーム、小説などの製作もまとめて対応している。
・残念ながらデジタルコンテンツの質はあまり高くない。
※旧ふわふわの三剣アニメーションも、枢里ビジョンに組み込まれる
1施設12時間営業の2交代制が基本。
人数*施設数*14(2交代*7日)で、割り当て人数が求まる。
スマホアプリのオンラインサポートがある。
市役所の窓口業務みたいなものは無い。
2018年において最も出荷額等が多い業種は、
史実では2020年1月にドコモが商品化している。
枢里では人間がコールセンター業務をやっていたので、
それを少しずつ機械に置き換えていった、という筋書きにしよう。
ワープロ代行や経理代行なんかも同じ方法で移行できる。