ルルリ「おはよう、ミリア」
ミリア「おはよう、ルルリ」
ミリア「わたしは三剣宮に行ったと思ったら」
ミリア「いつのまにか家に帰って寝ていた」
ルルリ「おかえりなさいませお嬢様」
ルルリ「それは催眠術とかじゃなくて帰宅だと思うわ」
ミリア「そうだね・・・家だもんね・・・」
ミリア「ジョギングもしたし、《風邪薬》も作ったし」
ミリア「今日も一日頑張ろう」
ルルリ「頭が下がる思いです」
ミリア「ルルリは運動神経が下がってる」
ルルリ「運動するための筋肉が無い」
ミリア「身体は資本ですよ」
ルルリ「負債も資本も一緒よ」
ミリア「逆じゃん」
ルルリ「貸借対照表ではどっちも貸方でしょ」
ルルリ「運動しなければ資産が貯まっていくのよ」
ミリア「しまった、お金の話はむずかしい」
ルルリ「三剣家って帝王学が無いのよね」
ミリア「好きなことを学ぶのがお勧めなんだって」
ミリア「わたしは歌とか言葉とかかな」
ルルリ「何か国語話せるの?」
ミリア「12くらいかな」
ルルリ「チート性能ね・・・」
ミリア「翻訳機としか話せてないけどね」
ルルリ「まあ翻訳機があれば済むことではあるわね」
ミリア「かわいいから覚えてるだけかも」
ルルリ「世界一可愛い言語はどれ?」
ミリア「可愛いが日本語だからなあ」
ミリア「マジモジャモジャ、サワサワ!」
ルルリ「アフロ語かしら」
ミリア「文字ならグルジアとかシンハラ文字かな」
ミリア「ひらがなも割とかわいいから好き」
ミリア「わたし、ひらがなの名前が良かったな」
ルルリ「私の母親と妹が平仮名ね」
ミリア「なんていうの?」
ルルリ「母はあやめ。妹はこはく」
ミリア「るるりは漢字なのにね」
ルルリ「子供でも書けるように、ですって」
ミリア「たしかに琉瑠璃は書けない」
ルルリ「私はカタカナで書くことが多いわね」
ルルリ「本名は漢字でいいかな。宝石感あるし」
ルルリ「ところで何の話だったかしら?」
ミリア「今日も一日頑張ろう」
ルルリ「ただの雑談だったわね・・・ご飯にしましょ」