2020年3月29日、ルルリは原因不明の病で倒れる。
全身が麻痺して日常生活を過ごすことが出来ない。
脳は生きている。
指先が動くようになったので、キーボードの練習を始める。
ミリアが見舞いに行くが、ルルリは何も反応することが出来ない。
手を握ると、きゅっと握り返そうとしてくるのがわかる。
ミリアは自分の使える立場のすべてを利用してルルリを救おうとする。
枢里のパートナー制度を使って、ルルリをパートナー宣言する。
しかし、ルルリは書類にサインすることが出来ない。
セリカは試しに書類にサインしてみて、鑑定させてみる。
が、ルルリは紙の書類に手書きで漢字の署名をしたことが無いことが発覚する。
結婚指輪をはめてみる。
ルルリの指が動いてミリアの手を握る。
ペンを持たせてみると、カタカナでルルリと署名する。
史実のギランバレー症候群を参考にしているが、
実際の病気について言及するつもりは無いので病名は出さない。
ミリアを主人公にするために、一度ルルリを引っ込めたい。
また、一度に4キャラまでしか会話を収拾させられない。
登場人物のうちルルリを除く2人(ラッカ、クロエ)が人造人間なので、
その水準にあわせられることは利点でもある。
みんなが仲良くなった頃には回復したいので、春フェーズで治りたい。
およそ3か月のあいだ入院していたことになる。
枢里小学校。
ルッカとクッカはタブレットを持っている。
言葉を発するとそこに文字が表示される仕組み。
ルルリはキーボード経由、クロエは海外経由で翻訳つきなので、
それぞれ数秒のラグがあって会話のテンポが遅い。
ラッカは空気を読んで二人と同じように会話しようとする。