『フワシコ・ヒロバ』
クロエ「ここはヒロバ」
ミリア「おじゃまします・・・」
ミリア「教会みたいな感じ」
クロエ「このヒロバは宗教に使われてるね」
ルルリ「場所によって使い方が変わるのよね」
ミリア「どんな使い方があるの?」
クロエ「学校とか、運動場とか」
クロエ「単に集まる場所みたいなのもある」
クロエ「ボードゲーム出来るところもあるよ!」
ルルリ「それはいいわね!」
ミリア「そこ行ってみる?」
ルルリ「まあせっかくだしここも見てみましょ」
ルルリ「これは何教なの?」
クロエ「フワシコの伝統宗教だと思う」
ルルリ「どんな特徴があるの?」
クロエ「特徴は無いよ」
ミリア「無いの?!」
クロエ「とらえどころが無いのが特徴なんだよ」
ルルリ「ふわふわしてるのね」
クロエ「そうそう」
ミリア「よかった」
ルルリ「あー」
クロエ「なにあーかな?」
ルルリ「三剣家は特徴的な宗派なのよ」
ルルリ「いうならば三剣神道かしらね」
ルルリ「だから相性の悪い宗教があるのよ」
クロエ「フワシコは神権政治が禁止されてるから」
クロエ「大統領より強い宗教は無いよ」
ミリア「そんなことできるんだ」
ルルリ「日本も一応、政教分離のはずだけどね」
ルルリ「宗教団体が連立与党になってるわ」
クロエ「日本は無宗教って聞いたけどなあ」
ルルリ「そういう建前なのよ」
ルルリ「信仰してるって言うと対立するからね」
クロエ「ルルリは信仰してるの?」
ルルリ「私はミリアひとすじだわ」
ミリア「調子いいことを言う」
ルルリ「いうならば三剣アリア教かしらね」
ルルリ「信者の数は・・・結構いそう」
ミリア「いーまーせーんー」
クロエ「アリアみたいな神様なら対立なさそう」
ルルリ「信じる者は救われるわよ」
ミリア「勧誘しないの」
クロエ「ご利益あるかな?」
ルルリ「風邪をひかなくなるわ」
クロエ「そりゃあいい」