主人公が変わったので、ミリアでいけるかブラッシュアップ検討。
枢里の食堂でケーキ屋さんを始めたいという中学生くらいの女の子に出会う。
枢里のケーキは現在受注生産である。
誕生日やクリスマスなどにホールケーキを買って分け合って食べるものということになっている。
あとは、出島のホテルにケーキバイキングがあるくらい。
枢里の披露宴の食べ物も完全受注生産。
ケーキ工場に見学の予約を入れて、女の子と一緒に行ってみるが、
「なんか思ってたのと違う・・・」ってなる。
「もっと小さくて可愛くて、出来立てのケーキを売るようなお店がいいな」
「パティシエ? パティシエール? ってやつ!」
枢里にはそんなものは無いので、南部にケーキ屋さんを探しに行く。
可愛いお店を見つけて早速入ってみる。イートインスペースで食べてみる。
「こういうのがやりたい!」
店員さんに相談すると、土曜日にお手伝いに来ることを誘われる。
朝早くから、お手伝いという名目の見学をして、大変な仕事だと痛感する。
手伝ったケーキは無事に完売するが、二人はヘトヘト。
女の子はそれでも頑張りたいと言うので、ミリアは応援して、帰宅。
店を出て駅まで歩いて帰ろうとすると、知らないおばさんに声をかけられる。
曰く、「死んだ娘にそっくりだったからつい声をかけてしまった」とのこと。
「良かったら家に来てご飯だけでも一緒に食べて欲しい」と言われる。
ミリアはセリカに連絡を取る。知らない人についていくからだ。
「南部で新しいお友達のところにご飯を食べに行きたい」
セリカは了承して、位置情報を確認して忍者をつける。三剣宮にも連絡してくれる。
おばさんの家まで歩いて行く。ケーキ屋から徒歩5分くらいの場所。
家はアパートで、中は小綺麗にしてある。1LDK。
出前を取ってから、ルルリにおみやげとして買ったケーキを二人で食べる。
名前を聞かれるので、「ミア」と答える。
聞き返す前に、「私のことは、おかーさんって呼んで欲しい」と言われる。
ミリアは素直にそうする。
「お子さんは、どんな子だったんですか」と聞く。
10歳くらいで交通事故で無くなったという。5年くらい前のことだという。
写真とか形見は無く、すべて処分してしまったのだという。仏壇も無い。
名前を聞いても教えてくれない。はぐらかされる。
おかーさんは話を変える。
ミアちゃんは学校に行ってないと答える。
南部では通学が当たり前なので、不登校児だと思われる。
おかーさんは三剣アリアの外見を知らないし、枢里の子だという認識も無い。
「行きたくなかったら行かなくていい」と言うおかーさんに、
「春からは通うつもりです。楽しみにしてます」と答える。
出前が届く。ハンバーグ定食だ。普通に美味しい。
ピザも届く。食い合わせが悪いが、頑張って平らげる。
「ごちそうさまでした」と満腹で眠くなりながら言うと、
「今日はもう遅いし、泊まっていって」と促される。
「ママに聞いてみます」と言うと、「さっき連絡したから大丈夫でしょ」と言われる。
おかーさんのケータイが鳴る。職場かららしい。
その隙にミリアはセリカにメッセージを送り、外泊許可を取り付ける。
亡くなった子の話をすると、「仏壇はあった?」と聞かれる。
「形見もすべて処分したって言ってた」と返す。
「アリア、たぶんそれ、誘拐だよ」というメッセージを観たところで電話が終わる。
「仕事の部下から」
「おかーさんは上司なんですね」
「おかーさんしか管理職出来なかったのよ」「まわりは寿退社とか育休とかばっかり」「男は使えないし」
「お酒つぎますか?」
「いやいいよ自分でやる」
「じゃあ、お茶入れます。どうぞ」
「あんたはいい子だねー」「あたしの娘には勿体ないわ」「おやつ作ってあげるか」
お腹いっぱいなので断ろうとしたが、作るものがツマミだと察して黙るミリア。
部屋にはテレビがつけっぱなしにしてあって、社会問題が大げさに取り上げられて騒がれている。
パパ活の家出少女を泊まらせた男性が未成年者誘拐の疑いで逮捕。
「ねえ、一緒にお風呂入ろうか」
「わ、わたしは大丈夫です」
「たまには一緒に入ろうよ」
「うーん・・・」
「あはは、恥ずかしいかな、あたしシャワーだけしてくる」
「いってらっしゃい」
「さっぱりした」「ミアちゃん、ありがとうね」
「いえ・・・」
「遅いけど送ってくよ、家どこ?」
「車ですか?」
「そうだけど」
「歩きで大丈夫です」
「夜道は危険だから」
「飲酒運転も危険ですよ」
「そんなに飲んでないし、お風呂でスッキリしたから」
「歩いて帰ります」
「じゃあ、やっぱり泊まっていったら?」「朝ならお酒も抜けてるし」
「うん・・・」
「ミアちゃんの親って、怖い人?」
「ううん、優しいと思う」
「良かった。じゃあ、シャワー浴びといで」
「いえ、大丈夫です」
「遠慮しなくていいのに」
「大丈夫です」
「じゃあ、寝ようか」「一緒に寝ましょ」
一人分しかない布団に寝かされる。ミリアは半分入るように促す。
ちょっと長すぎかな・・・。
没ネタのサルベージだけど割といい感じな気がする。
なんか5chで「子供部屋おばさん」と「子なし40代女性」のスレが盛り上がってるなあ。
大昔のプロットに誘拐事件があったのを思い出した。
ミリアがまだ庶民だった頃かも知れない。
パティシエになりたい女の子のために、ルルリが商店街の小さいケーキ屋で修行させる。
仕事の内容が物凄くハードで、女の子は店番くらいしか満足にやれないが、
小学生の女の子たちが作りました、と売り出されたケーキは無事に完売する。
このとき、ケーキ屋に外泊許可を取るのが地味に大変で、
保護者の許可を取らないでやってきた女の子に捜索願が出されて誘拐事件として扱われてしまう。
ケーキ屋の店主が警察の事情聴取を受け、女の子は保護され、嫌々家に帰されそうになる。
途中で逃げ出して、児童相談所に行って保護を求めたりする話だったような気がする。
そんなバタバタと並行してか別プロットだったかで、ルルリが誘拐されてしまう。
見知らぬおばさんの相談に乗り、おばさんの車に乗って、おばさんの家に行くので、
非常ブザーの類が発動することもなく、ルルリはおばさんに非常に可愛がられる。
おばさんは自分の半生を語る。仕事に生きてきて出世したこと。資産を築いたこと。
男性とはうまくいかず独身だったこと。子供の産めない年齢になって人生が空しくなったこと。
夜が更けると、おばさんは夕飯の支度を始める。出前も取る。
ルルリはこっそり緊急連絡を行い、GPS信号と「様子見」のステータスを送る。
おばさんと一緒にお風呂に入り、一緒の広いベッドで寝て、一晩を共に過ごす。
翌朝、黒服に迎えに来させて、お別れムードを演出する。
黒服が「誘拐」という単語を出すと、おばさんは観念し、警察への出頭を意識するが、
黒服が警察ではないことを理解しており、最後に娘と一緒に買い物がしたいとせがむ。
「私の貯金でなんでも買っていい」と言うおばさん。ルルリは5千万円の通帳を前に考える。
・おばさんは子供が好き。子供を持つことに憧れている。
・おばさんは年齢的に子供を産むことが出来ない
・おばさんは男性とのお付き合いが苦手なので結婚にも積極的では無い
・似たような価値観のパートナーを紹介して養子を持つとか?
・一人だと養子を持てない
・自分の娘であることにこだわりがないなら保育とか幼稚園の仕事に転職するとか?
・保育士なら勤めながらでも資格取得が狙えそう
保育園の開業に必要な初期費用は、約590万円です。 この費用は、広さが20坪程度、園児20人未満の保育園と仮定した金額で、あくまで目安の一つとして参考にしてください。 主な費用は、物件取得費や内装工事費、設備費、備品・消耗品費、広告宣伝費で、保育園の種類や立地、規模などによって変動します。
一年くらいの準備期間で、建物を建てて、保育士を集めて、自分も資格を取って、オーナーになる。
もうちょい上の年齢がいいなら学習塾とかでもいい。
鶴城市の学童保育や児童相談所で働くという手もある。
おばさんの苗字は丘さん。誘拐後、「お母さんって呼んで」と言われて名前を聞きそびれる。
ルルリは精神年齢63歳で恋愛対象が男性でないので、おばさんに感情移入が強い。
「私も将来、養子を育てさせて貰おうかしらね」
ふわふわルールは既に適用外なので、このエピソードが2020年である必要は無い。
「保育園」イベントなんかで2年前くらいの回想として使えるかも知れない。
ミリア「なんでルルリ保育園って名前なの?」
保育園は集会所の中にあるのかも知れない。徒歩10分以内に到達できる。
送迎車が来る仕組みになっていても良い。
だとすると結局、貯蓄には手つかずなのかも知れない。
おばさんがルリエなら、全財産はルリエ財団に寄付される。
ルルリが糞野郎だからビットコインに全部突っ込んで5倍にしたとかでもいい。
ミリアが枢里住民に90%、里外の他人に60%くらい愛されるカリスマ美少女だとしたら、
ルルリは枢里住民に60%、一部の刺さる人に500%くらい愛されるマニアック美少女だ。