ほとんど猥談になった。

幼セリカは当初、結婚までプレイするつもりが無かった。
しかし、《プレイヤー》の効果が切れる様子が無かったので出産寸前まで続けてしまう。
結果として出産直前で意識を失い、《プレイヤー》の効果は切れた。

身体を返して貰ったセリカは、肉体年齢(21歳)と精神年齢(3歳)の不一致に悩むことになる。
幼セリカの真似をして取り繕うことは出来るが難しいことは出来ない。
もともと育休を取る格好にしてあって複雑な案件は持っていないことと、
向こう数年分の予定はルリカが書き残していったため、秘書に任せればよかった。

といっても書置きの内容は結構ハードだ。

・2010年ごろから電気自動車の量産に取り掛かる。フワシコの住宅を車中泊に置き換える。
 ・容量は最小限に。食堂に充電設備をつける。風力発電所を増やす。太陽光は枢里に。
・2011年3月はフワシコに一か月滞在する。枢里にいてもいい。東京以北はダメ。
 ・フワシコは海洋温度差発電の導入を検討。
・2012年にFIT制度が始まったら住宅全戸の屋根を使って10kW超の太陽光発電装置を設置する。
 ・全量買取を狙うので、蓄電池はつけなくていい。
・2013年から円安株高を想定。三剣製薬の株を買い、新薬研究体制を後押しする。
・退職金を要求する。イベント/ビットコイン
 ・瑠璃花と接触して欲しい。(琉瑠璃かも知れない)

フワシコはプレジデンテに任せてしまえば雑に処理してくれる。
景気よく一万台の二人乗り電気自動車を製造して150億円の支出を作ってくれた。
裏技でお金MAXから始められるシムシティをやってるような状態だな。

クロエの母親と結婚したのがセリカの弟だったりすると話がややこしくなって面白い。
しかも母親を連れて東京に移住してしまったがクロエは頑なにフワシコに残ったとか。

セリカは旦那に向かって「どうしてあなたを選んだのかしらね」と失言する。
(幼セリカの審美眼を褒めるニュアンスで言った)
繊細な彼は傷つく。セリカは弁解するがうまく説明できない。
誠実に考えると、中の人が入れ替わったのだから関係も再検討するべきだ。
「むしろあなたが選び直してくれてもいい」と伝えるが、彼は「ノーチェンジ」と答える。
セリカの意図は伝わってないのだが、正確に伝えることは諦める。

彼はセリカの性格が決定的に変わってしまったことに感づいている。
交際中に家デートして布団の中でこっそり手で抜いてくれた不思議なお嬢様ではなく、
性的な話題すら恥ずかしがる純真な少女になってしまった。が、可愛いので問題は無い。

ビジネスや社交がうまくいかない時も彼女を庇って、
「今後とも変わらずのお付き合いをお願いします」と言って回る彼にセリカは安心する。
「あなたでよかった」と精一杯の感謝を伝えるが、まだ表現としては微妙である。

何とか大人セリカとしての自我を構築して、新生・三剣芹香として活動できるようになる。
精神的に成長し、彼はずっと辛抱強く誠実に寄り添ってくれていたのだと気づく。
抱きついて、「私はあなたのことが大好き。こんな私でもいいですか」と言う。
固いものが腹に当たる。「これって、そういうこと?」
幼セリカが、「エッチの続きはアリアを産んでから」と約束したことを思い出す。
それを取り出して口に含む。「ひもひいい?」と聞くと同時に噴水のように溢れ出す。
「やった! うまくできた!」セリカは大喜び。「三年も我慢させちゃったもんね」
「これ、毎日してあげるね」と言ってその通りにするのだが、エスカレートしていく。

「私、産みたい」とうとう本心を告げる。
シエラがそうした結果がどうなったのか、セリカは身をもって知っている。
ましてや、幼セリカが産んだアリアよりも贔屓して育ててしまいそうなのが怖かった。

結局ピルを飲み続け、ルルリと出会った後で相談する。
ルルリとセリカの関係は親子のようだ。もちろんルルリが親だ。セリカは精神的に幼い。
そして、セリカはどことなくミリアに似てる気がする。

ルルリ「セリカは枢里をどうしたいの?」
セリカ「アリアに全部あげたい」
セリカ「私がいらないとかじゃなくて」
セリカ「そのために頑張ってきたんでしょ?」
ルルリ「そうね」
ルルリ「でももう、相続問題が解決出来ないわ」
ルルリ「株式を住民に毎年贈与するとか」
ルルリ「フワシコセリカを現地で贈与するとか」
ルルリ「手は考えたけど、綺麗に出来なさそう」
セリカ「そうだよね・・・」
ルルリ「まあ、気持ちの問題だと思うから」
ルルリ「遺書でも書いたらいいんじゃないかしら」
セリカ「無理心中?!」
セリカ「短い命だったわ」
ルルリ「なんでやねん」
ルルリ「枢里の権利はすべてアリアに相続する」
ルルリ「って表明すれば意味は伝わるでしょ」
セリカ「なるほど」
セリカ「でも私まだ26歳・・・」
ルルリ「言っとくけど、セリカが死んだら」
ルルリ「枢里は相続税が払えなくて破綻するからね」
セリカ「死にたくない・・・」
ルルリ「だから、公正証書も実用性は無いのよ」
ルルリ「万が一が起きても大丈夫な状態にしないと」
セリカ「むずかしいね」
ルルリ「私もあまり考えたくないわ」
セリカ「じゃあ子供はダメかー」
ルルリ「ダメってことはないんだけどね」
ルルリ「三剣家を続かせる良い手かも知れないし」
セリカ「続かないの?」
ルルリ「ミリアは私が狙ってるからね」
ルルリ「記憶が戻らないと狙うも何も無いけど」
セリカ「弟じゃなくて妹を産めばいいのか」
ルルリ「そこのところはよくわからないけど」
ルルリ「私は三剣家の継承に口をはさむ気はないわ」
ルルリ「ミリアが他の男と結婚するのは嫌ってだけ」
セリカ「クロエちゃんが嫌いってわけじゃないけど」
セリカ「継がせるなら自分の子のほうがいいかな」
ルルリ「あーね」
ルルリ「なんでこんなにこじれたんでしょうね」
ルルリ「家出少女が言うのも変だけど・・・」
セリカ「須堂さんと私が結婚したらどうなってたか」
ルルリ「うえええ気持ち悪い」
ルルリ「私の性教育動画、保存してたのよ、パパ」
セリカ「それはルルリが悪いよ」
セリカ「人前で脱いじゃだめ」
ルルリ「ふひひ、さーせん」
セリカ「人の身体だと思って・・・」
ルルリ「大事なとこは隠したじゃん」
セリカ「顔が隠れてないでしょ!」
ルルリ「顔だけで実用するのって凄くない?」
セリカ「男子は結構細かいとこ見てるんだよ」
ルルリ「一瞬のパンチラも見逃さないからね」
ルルリ「狩猟本能だわ」
セリカ「私は旦那に狩られたい」
ルルリ「狩られてるんでしょ?」
セリカ「キノコ狩りみたいになってる」
ルルリ「早漏は治ったの?」
セリカ「5回目は3分くらい出来るよ」
ルルリ「体力ありすぎじゃない?」
セリカ「料理を工夫して貰ってる」
セリカ「ヒタチナカリュウのお鍋とか」
ルルリ「竜の戦士になっちゃったのね」
セリカ「私はお姫様ー」
ルルリ「まあ、幸せそうなのは何よりだけど」
セリカ「ルルリの目利きには感謝してるわ」
ルルリ「一番正直そうな人を選びました」
セリカ「好き好きしてくれるから安心する」
ルルリ「低用量ピルって100%効くっけ?」
セリカ「避妊率は99.7%なんだって」
ルルリ「0.3%でも、毎晩5回してるなら」
ルルリ「年間99.58%の確率で当たるわよ」
セリカ「絶対産まれるじゃん」
セリカ「でも中じゃない時も多いかも」
ルルリ「彼も気にしてくれてるのね」
セリカ「ううん、まず口で、とか」
セリカ「顔にかけたりとか」
ルルリ「変態じゃん」
セリカ「普通だよそれくらい」
セリカ「ルルリちゃんはおこちゃまだなー」
ルルリ「まあ顔を汚したいのは少しわかるわ」
セリカ「わかるの?!」
ルルリ「綺麗なものを自分が征服していくのよ」
ルルリ「今度ミリアに練乳かけてみようかしら」
セリカ「うちの娘を汚すのはやめてください」
ルルリ「私が男に産まれるって手もあったわね」
セリカ「ルルリも早そう」
ルルリ「ミリアの顔だけで連射しまくれるわ」
セリカ「本来の場所に出そうよ」
ルルリ「正常位でも顔ばっかり見る気がする」
セリカ「たしかに」
セリカ「彼の顔を見るために間接照明にしたわ」
ルルリ「やっぱり顔なんだ・・・」
セリカ「我慢してる顔がとってもキュート」
ルルリ「性癖の歪みを検出しました」
セリカ「愛よ愛」
ルルリ「あーもうわかったわよ」
ルルリ「産まれたら産まれたでその時考えましょう」
ルルリ「こんなの5歳児とする猥談じゃないわ」
セリカ「子供には刺激が強すぎたかな?」


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Last-modified: 2021-02-28 (日) 11:50:03