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017 フワシコの歴史

ミリア「みなさんこんばんは!」
ルルリ「急にどうしたの」
ミリア「配信が夜に決まったのに」
ミリア「挨拶はずーっとお昼」
ルルリ「収録がいつもお昼なんだもの」
ミリア「この時差が気になる」
ミリア「あと夜の回のルルリのお話が気になる」
ルルリ「大人の暴露話コーナー?」
ミリア「前に、北海道弁講座するって言ってた」
ルルリ「あー、あれはね」
ルルリ「おばんでございます」
ルルリ「って言えば、夜の挨拶が丁寧って話」
ミリア「ほうほう」
ルルリ「さらに丁寧にしたければ」
ルルリ「おばんでございました、って言うのよ」
ルルリ「思い出した。だから」
ルルリ「おはようございました、は朝の挨拶なの」
ミリア「過去形だと丁寧って意味になるんだね」
ルルリ「厳密に言えば過去形じゃないと思うけどね」
ルルリ「こんな講座でよろしかったでしょうか?」
ミリア「スッキリした」
ルルリ「まさか海外で伏線回収する事になるとは」
クロエ「ヘロッタ!」
ルルリ「ヘロヘロッタ!」
ミリア「新しい挨拶が生まれた」
クロエ「ヘロッタは昼でも夜でも使えるよ!」
ルルリ「次回から、ミテルヘロッタ、にしましょ」
ミリア「初見さんが困るよ・・・」
ルルリ「テロップ入れましょ」
『ヘロッタは丁寧な挨拶です』
ミリア「今日は戴いた質問に答えていきまーす」
「お嬢様の歌が聞きたいです」
ルルリ「7回目の配信で歌ってるわよ」
ルルリ「MISRACに権利を預けてくれれば」
ルルリ「その曲は歌えると思う・・・」
ルルリ「あと、君が代は歌えるわね」
クロエ「日本の国歌か!」
ミリア「畏れ多い、というか、むずかしい」
ルルリ「今度お風呂で歌ってみてよ」
ミリア「こっそりね」
クロエ「聞きたい!」
「バナナありがとうございます。楽しみです」
ミリア「ありがとうございます」
クロエ「もっと食べたくなったら来てね!」
「フワシコは違法サイトで漫画見ていいの?」
クロエ「ダメだよ」
クロエ「商品にはお金を払う決まりだからね」
ルルリ「万引きがダメなのと一緒かしらね」
ルルリ「ちなみに購入先を伏せたのは」
ルルリ「三剣グループへの配慮だと思います」
「どうして姫路城を作ったの?」
クロエ「かっこいいじゃん」
ルルリ「著作権絡みの質問が結構来てたわね」
クロエ「怒ってる感じ?」
ルルリ「戸惑ってる感じかしら」
クロエ「同人誌みたいなもんだと思うなあ」
ルルリ「難しい話になりそうだからこの辺で」
「どうしてカラオケは大部屋だけなの?」
ルルリ「日本のカラオケは一人用からあるのよ」
クロエ「一人なら車で歌えば良くない?」
ルルリ「運転中には基本的に歌わないし」
ルルリ「家だと隣に聞こえちゃうのよ」
クロエ「聞こえたらお金取られるんだっけ」
ルルリ「一般の人は大丈夫だと思いたいけど」
ルルリ「仕事中だと営利目的と言われるかしらね」
クロエ「こっちでは隠れて歌う必要が無いんだよ」
クロエ「みんなで集まって好きな歌を歌うんだ」
「枢里はどうして配給制じゃないの?」
クロエ「それな!」
ミリア「配給制にしたらダメなの?」
ルルリ「いえ、みんながいいならぜひ・・・」
ルルリ「どうして配給制じゃないかというと」
ルルリ「食事は質素で家は広いのがいい人とか」
ルルリ「とにかくグルメが大事って人とか」
ルルリ「それぞれ選んでもらうためだったはず」
ミリア「ふむふむ」
ルルリ「でも全員にしっかり食べて欲しいし」
ルルリ「グルメも月何回とかの方がいいわ」
ミリア「美味しいもの食べて欲しいもんね」
ルルリ「これこそアンケートしたい話だわ」
ミリア「じゃあ久々に《布告》しちゃおう」
ミリア「枢里のお食事を配給制にします」
ルルリ「月4万5千¢が給料から減って」
ルルリ「そのぶんの食事とグルメ券を貰う感じ」
ルルリ「配給制じゃない理由、わかっちゃった」
ミリア「なにかな?」
ルルリ「給料が減ると最低賃金を下回るのよ」
ルルリ「これ以上さげると社会保険から外れて」
ルルリ「正社員雇用とはとても言えなくなるの」
ミリア「みんな社員なんだもんね・・・」
クロエ「給料はそのままにしたら?」
ルルリ「すると必要な売り上げが増えるから」
ルルリ「仕事が大変になっちゃうのよね」
ルルリ「楽に儲かる産業があればいいんだけど」
ミリア「三剣グループから仕事貰えないのかな」
ルルリ「リストラするって言ってたわよ」
クロエ「やっぱ観光でしょ!」
ルルリ「枢里の特産品はお嬢様しか無いわね」
ミリア「とれたての新鮮なお嬢様です!」
ルルリ「食べちゃうぞー!」
ミリア「きゃー」
「フワシコは戦争をする国なんですか?」
クロエ「日本と一緒にしたらしいよ」
ミリア「太平洋戦争」
クロエ「これは質問が変だよ」
クロエ「攻められた時点で戦争してるでしょ?」
ルルリ「侵略をするかどうかかしらね」
クロエ「しないよ。する必要が無いもん」
クロエ「うるさい国は追い返すけどね」
ルルリ「日本も侵略を受けてる最中だから」
ルルリ「国防への関心は高いみたいね」
ミリア「どうすれば戦争を無くせるのかな」
ルルリ「地球人全員が自分を愛せばいいのよ」
クロエ「自分勝手で迷惑な人はどうするの?」
ルルリ「自分を愛してないから他人に依存するのよ」
クロエ「どうやって自分を愛して貰えばいい?」
ルルリ「むしろどうして自分を愛さないのか謎だわ」
ミリア「自分、愛していますか?」
「過去にこだわらないフワシコの過去を教えて」
「セリカママとの関係が気になる」
クロエ「ルルリのほうが詳しそう」
ルルリ「宮殿は100年続いてるんだっけ?」
クロエ「もっと続いてると思うんだけど」
クロエ「1914年に日本が占領したでしょ」
ミリア「第一次大戦」
クロエ「それより前の記録は残ってないんだ」
クロエ「残ってる記録も日本語のものだけ」
ルルリ「スペインやドイツの植民地だったとか?」
クロエ「そうなのかなあ。実感わかないけど」
ルルリ「第二次大戦後はアメリカの統治なのよね」
クロエ「されてたらしいねー」
ミリア「らしい」
クロエ「ほんとにわかんないんだよ」
クロエ「セリカの統治は2000年からだよ」
ミリア「ドットコムバブルの年だ」
クロエ「フワシコセリカは1995年設立」
クロエ「それがなんかすんごい儲かって」
クロエ「ODAがセリカマネーに変わったんだ」
ミリア「ママは国を買ったの?」
クロエ「そうかもね。よくわかってないけど」
クロエ「セリカは色々なものを与えてくれた」
クロエ「綺麗な水、新しい発電所」
クロエ「コンビニとヒロバ、温水シャワー」
クロエ「エアコンつきのクルマ、観光ビジネス」
ミリア「枢里だよね」
クロエ「ん?」
ミリア「ママは枢里をもう一個作ったんだ」
ミリア「どうしてかはわからないけど」
クロエ「枢里とフワシコは別物だと思うよ」
ミリア「そうなんだけど」
ミリア「姉妹都市」
ミリア「は、意味が違うか・・・」
ルルリ「他にはどんな質問があったのかしら」
「フワシコに外国人は住めるの?」
ルルリ「いい質問ね」
クロエ「観光島には好きなだけ住めるよ!」
クロエ「ホテル代は必須だけどね」
ルルリ「ビザのかわりにホテルの予約がいるの」
ルルリ「予約は1年先まで取れるし」
ルルリ「滞在中に予約を追加出来るのよ」
「漫画読みながら運動できなくない?」
クロエ「大きい画面に映して」
クロエ「手元のボタンで進めるんだよ」
クロエ「動画見るより簡単だよ」
「ティーさんに俺のザーネンを飲ませたい」
ルルリ「どうぞどうぞ」
ルルリ「枢里に牧場を増やしたいわ」
ルルリ「肉牛も羊も山羊も育てて見学もするの」
ルルリ「最高じゃない?」
「クロエさんってお嬢様に似てる?」
クロエ「イトコだからね」
クロエ「でも、そんなに似てなくない?」
ルルリ「根っこの性格は似てそうな気もするわ」
ルルリ「クロエも権力を誇示しないタイプだし」
クロエ「実は、そこはアリアの真似なんだよね」
クロエ「ケンソン? っていうの?」
クロエ「私なんて大したことない、って言うと」
クロエ「逆に凄い人っぽく見えるんだよ」
ルルリ「そこに気づいてしまったか」
クロエ「だから、うちのはわざとだよ」
クロエ「アリアは素だと思う」
ミリア「わたし、逆だと思ってた」
クロエ「え?」
ミリア「ママの弟さんが結婚するから」
ミリア「ママが色々してたのかなって」
ルルリ「違うわ。セリカママが色々してた島で」
ルルリ「弟さんがチャッカリ結婚しやがったの」
ルルリ「大統領のご令嬢と!」
ルルリ「しかも日本に連れていくし!」
クロエ「どうしてルルリが怒ってるの」
ルルリ「自分勝手すぎるでしょ」
クロエ「別にいいよ。去る人は去るもんだし」
クロエ「セリカはフワシコを捨てなかった」
ルルリ「セリカママはまちを捨てないわ」
ミリア「枢里も捨てなかったもんね」
ミリア「でもどうして、ふたつあるんだろう」
クロエ「得意なことが違うからじゃない?」
クロエ「うちらは工場で働くのとか苦手だし」
ミリア「そっかー」
ルルリ「今日はこの辺にしときましょ」
ルルリ「ご視聴コメントありがとうございました」


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Last-modified: 2021-04-10 (土) 00:00:37