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006 衣食住

ミリア「お待たせしました、後半でーす」
ルルリ「コメントが沢山届いてたわ」
ルルリ「セクハラ発言した人は全員正座ね」
ルルリ「メイドさん萌えはいいけど」
ルルリ「あれは萌え萌えキャラじゃないわよ」
ミリア「ぶりっ子っぽくはないよね」
ルルリ「喋ったらどんどんボロが出るはず」
ティー「萌え萌えキュン☆」
ティー「サッ彡」
ルルリ「あとはフワシコ語の質問が多かったわ」
ルルリ「シコ、は、尊い、推し、みたいな意味よ」
ミリア「リスペクトとラブってイメージ」
ルルリ「ただ可愛い時はカワカワって言うから」
ルルリ「信仰みたいなニュアンスが加わるわ」
ミリア「信仰が訛ってシコになったのかも」
ルルリ「同じ言葉を重ねるのは強調だから」
ルルリ「シコシコは萌え萌えになるのよ」
ミリア「いやらしくない言葉だよね?」
ルルリ「性的な意味合いは薄いと思うけど」
ルルリ「ゼロではないような気がするわ」
ルルリ「神様と人間が恋愛する割合くらいかしらね」
ミリア「結構してる気がする」
ルルリ「チンは男性。ちなみに女性はマンよ」
ミリア「ウルトラマンもびっくり」
ミリア「どうしてそうなっちゃったのかな」
ルルリ「昔はアルチンとナイチンだったらしいわ」
ミリア「それよりは今のほうがマシかな・・・」
ルルリ「どっちにしろウルトラマンは男性だわ」
ティー「ウルトラチン」
ティー「サッ彡」
ルルリ「ウルトラ・・・スモスだって男性っぽいし」
ミリア「伏せると逆に卑猥」
ルルリ「後ろにコがつくと日本語と同じだから要注意」
ルルリ「オは日本語の御とほぼ同じ使い方ね」
ルルリ「チンを重ねると、男らしいって意味になる」
ティー「俺のチンチン、凄くチンチンなんだぜ」
ミリア「訴訟」
ティー「ひい」
ミリア「もっと役に立つ言葉を紹介しようよ」
ルルリ「バナナ共和国は日本語がだいたい通じるわ」
ルルリ「金払いさえ良ければ快適に観光できるわよ」
ミリア「おすすめの海外旅行先でーす」
ルルリ「行き方は関空からの直行便しかありません!」
ルルリ「今月いっぱいで運休するからお早目にね」
ミリア「運休するんだ?」
ルルリ「それを言いに行くお使いじゃないの?」
ミリア「そうだった」
ミリア「フワシコ配信は行った時にやりまーす」
ルルリ「贅沢の話に戻りましょう」
ミリア「お洋服の他にはどんな贅沢があったの?」
ルルリ「食事、家、旅行とかかしらね」
ルルリ「金銀財宝って書いてくれた人もいるけど」
ミリア「あのときの写真だけで満足でーす」
ルルリ「じゃあ食事かしらね」
ルルリ「枢里の定食は美味しいけど飽きるのよね」
ルルリ「たまには特別な御馳走が食べたくなるわ」
ミリア「たとえば?」
ルルリ「何でもよ。魚介類とか牛肉とか羊とか」
ルルリ「果物もピザもハンバーガーも食べたいわ」
ミリア「食堂に置いてないものか」
ルルリ「まあ、グルメ通りには全部あるけどね」
ルルリ「でも、スープカレーが無いのよ!」
ルルリ「私はそれだけのために札幌に行ってるわ」
ミリア「枢里で作れないのかな?」
ルルリ「スープと具の調和が大事なのよ」
ルルリ「ここのナスとかトマトとか美味しいけど」
ルルリ「それに合ったスパイスと出汁が必要ね」
ルルリ「ルウを水で薄めるだけみたいなのは論外」
ミリア「天才少女的に発明できないの?」
ルルリ「さすがに専門外だわ」
ルルリ「自分で作るとひたすら粉っぽくなるもの」
ルルリ「ミリアはグルメ通りに無い料理で」
ルルリ「あ」
ミリア「なに?」
ルルリ「ううん、ミリアは食べたいものある?」
ミリア「気になる」
ルルリ「ミリアが言い終わったら言うわ」
ミリア「わたしは思いつかないな・・・」
ルルリ「ラムしゃぶ屋が無いのよ」
ルルリ「かろうじてジンギスカンはあるけど」
ルルリ「あれなら天才少女的に何とかなると思うわ」
ミリア「とうとう発明かな?」
ルルリ「輸入の冷凍ロール肉~」
ルルリ「ミートスライサー~」
ミリア「発明じゃないし北海道ですら無かった」
ルルリ「日本の羊肉は99%が輸入なのよ」
ルルリ「残り1%未満の8割が北海道産だけど」
ミリア「多いようで少ない」
ルルリ「まあ、暖かくなったら北海道行きましょ」
ミリア「雪まつりは?」
ルルリ「寒いし混んでるから嫌」
ミリア「観光する気ゼロだ・・・」
ルルリ「旅行はフワシコと北海道に行くとして」
ルルリ「残りは家ね」
ルルリ「枢里の家はどちらかというと狭いのよね」
ミリア「ユニットハウスだから?」
ルルリ「それもあるけど、設備が最小限なのよ」
ルルリ「狭い間取りだと洗面所無いし」
ミリア「どこで顔洗うの?」
ルルリ「台所ね。まあ料理はしないんだけど」
ミリア「ご飯は食堂で食べるんだもんね」
ルルリ「そう。だから自宅はほとんど私室なの」
ルルリ「私室は小さい方だと4畳半くらい」
ルルリ「大きい方だと8畳くらいらしいわ」
ミリア「わたしの寝室は何畳?」
ルルリ「8畳だと思う」
ミリア「リビングは?」
ルルリ「寝室の倍くらいだから16畳かしらね」
ルルリ「住民の家はリビングも8畳くらいだわ」
ルルリ「DKが分かれてて4畳半くらい」
ミリア「確かに、ちょっと狭そう」
ルルリ「家賃を足して部屋数を増やしていく感じ」
ルルリ「だけど、ほとんどの人は増やさないわ」
ミリア「安月給のせいかな」
ルルリ「生活空間としては十分なんだと思う」
ルルリ「困るのはコレクションがある人よね」
ミリア「何を集めるの?」
ルルリ「そりゃもう、本でも玩具でも何でもよ」
ミリア「ルルリも何か集めてる?」
ルルリ「私はPCパーツ。別に集めてないけど」
ルルリ「勝手に溜まっていくのよね」
ルルリ「全部ラボに置いてあるわ」
ミリア「うーん、家は広くできないの?」
ルルリ「土地を増やすのは難しいでしょうから」
ルルリ「今の平屋を二階建てにするのが楽ね」
ミリア「なるほど」
ルルリ「外階段つける感じになるかしらね」
ルルリ「毎月の家賃は1.5万クルル増えるわ」
ミリア「それは高いの?」
ルルリ「収入の1割ってところね」
ミリア「高そう」
ミリア「安月給って直せないのかな?」
ルルリ「仕事量を増やすか、内容を高度にするか」
ルルリ「資格の必要な仕事をすれば手当がつくわ」
ルルリ「でも、取得率はあんまり上がらないのよね」
ミリア「どうしてだろう」
ルルリ「アンケートしてみたら?」
ミリア「今回の《布告》は、資格を取ろう、です」
ルルリ「私のお勧めは枢里のプログラマー認定よ」
ルルリ「好きな言語で課題に挑戦出来るし」
ルルリ「試験中のカンニングも自由だわ」
ミリア「簡単なの?」
ルルリ「合格出来たら即戦力で働けるわよ」
ミリア「難しいんですね」
ルルリ「そうとも言う」
ミリア「わたしのおすすめは運転免許でーす!」
ルルリ「あと10年で自動運転になるわよ」
ミリア「でも今は人手不足」
ルルリ「ガソリン車に乗れるのは今のうちかもね」
ルルリ「車が欲しいって回答、ほぼ無かったけど」
ミリア「みんな欲とか無いの?!」
ミリア「ルルリは何が生き甲斐なの?」
ルルリ「私はミリアの記憶が戻ることだけよ」
ミリア「あー、あれかぁ」
ルルリ「記憶を取り戻す方法を募集しまーす」
ミリア「前世なんだっけ?」
ルルリ「今なら異世界転生で通じるはずよ」
ルルリ「私達は別の世界の2020年から来たの」
ルルリ「私には前の世界の記憶があるけど」
ルルリ「一緒に来たはずのミリアには何故か無い」
ミリア「別人になっちゃったんじゃないかな」
ルルリ「前にも言ったけど、それはありえないの」
ルルリ「アリアさんはこの世界のどこかにいる」
ミリア「わたし、話のアリアさんに似てないよ」
ルルリ「ミリアのほうが断然可愛いわね」
ミリア「アリアさんが見つかればいいんだよね?」
ルルリ「三剣アリアさんは隣にいるんだよなあ」
ミリア「わたしミリアさんだもん」
ルルリ「それは私が言い間違えただけでしょ」
ミリア「ティーさんがまごまごしてる」
ティー「自分にもありました。中二病時代」
ルルリ「悪かったわね中二病で」
ティー「紅茶を用意したんですけど」
ティー「個人的にはもうちょっと見てたかった」
ルルリ「ありがとう。紅茶を戴くわ」
ティー「ルルリさんのは牛乳ですが」
ルルリ「生き甲斐はともかく、私の欲については」
ルルリ「美味しいご飯とお昼寝とお嬢様愛で」
ルルリ「十分満たされてるから特に不満は無いわ」
ミリア「それならいいけど」
ルルリ「ミリアこそ欲とか無くない?」
ミリア「わたしは貰いすぎてる」
ルルリ「お嬢様なんだから貰っとけばいいのよ」
ミリア「足りてない人にあげた方が良くない?」
ルルリ「困ってる人がいたら助ければいいわ」
ミリア「うんうん」
ルルリ「まとまったことだし」
ルルリ「紅茶が冷める前に締めましょう」
ミリア「次回は、資格のお話でーす」
ミリア「それじゃあ、また見てね!」


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Last-modified: 2021-04-10 (土) 00:04:55