ルルリ「今回は枢里アプリの紹介を」
ルルリ「しようと思ったんだけど」
ルルリ「枢里の人にしかわからないかも」
ミリア「枢里の人しか使えないよね?」
ルルリ「そうなんだけどさ」
ルルリ「食事ボタンで定食の予約が出来ます」
ルルリ「というのは食堂のためのものでしょ」
ミリア「うん」
ルルリ「でも枢里知らない人にとっては」
ルルリ「食堂自体がわからないわけだから」
ルルリ「この番組で紹介してきたんじゃん」
ミリア「日本には食堂ないの?」
ルルリ「枢里と同じスタイルのは無いわよ」
ミリア「むしろ紹介してみて欲しい」
ミリア「日本との違いがわかりやすいかも」
ルルリ「そう?」
ルルリ「ニュース、動画、学習は文字通り」
ルルリ「枢里新聞の記事が読めるのと」
ルルリ「枢里ビジョンが視聴できるのと」
ルルリ「教育動画で勉強が出来るのね」
ミリア「教育だけ有料なんだよね?」
ルルリ「子供の学生と保護者は無料」
ルルリ「大学生は履修分野だけの制限ね」
ルルリ「著作権保護の都合だから」
ルルリ「世界中無料にすればいいんだけど」
ミリア「お金がいるうちは仕方ないのか」
ルルリ「そういうことね」
ルルリ「地図ボタンは枢里の地図が出ます」
ルルリ「バスと電車の動きが表示されるわ」
ミリア「日本の地図はされないの?」
ルルリ「バス会社の地図ならされるかも?」
ルルリ「カレンダーは仕事を入れられます」
ルルリ「基本は2週間1セットの固定で」
ルルリ「休みたいならかわりを選ぶ感じ」
ミリア「日本はどんな感じ?」
ルルリ「会社や業種によるんじゃない?」
ルルリ「フルタイムだと月金固定な感じ」
ルルリ「うちは休み取りやすいと思うわ」
ルルリ「そのかわり働くことにはなるけど」
ミリア「いろんな仕事があるもんね」
ルルリ「職種をまたいで働くのが特徴かも」
ルルリ「買い物ボタンは通販ね」
ルルリ「倉庫から自宅にお届け」
ルルリ「配送するのもお仕事のうちね」
ミリア「倉庫は近々紹介します」
ルルリ「銀行ボタンは三剣銀行枢里支店よ」
ルルリ「給与明細とか購入履歴を見るのね」
ルルリ「デビットカードを連動させたり」
ルルリ「日本円が少なくなってくると」
ルルリ「使いすぎの通知が来るらしいわ」
ミリア「借金は良くないんだよね?」
ルルリ「うちではお勧めしてないわね」
ルルリ「目的ローンはやってるから」
ルルリ「バラバラに借りるより安心だけど」
ミリア「仕事増やさなきゃだ」
ルルリ「大型と大特取りましょう」
ルルリ「交流はいわゆる実名SNSね」
ルルリ「日記が書けてコメントが出来るわ」
ミリア「わたし全然書いてない」
ルルリ「やるやらないは個人の自由」
ルルリ「クルルトークはメッセージ機能ね」
ルルリ「ニックネームで会話が出来るのよ」
ルルリ「特徴は音声認識と読み上げ対応」
ルルリ「あとは里外の人とも話せること」
ミリア「クルルトークのアプリを使います」
ルルリ「情報が海外に漏れないから安心」
ルルリ「個人情報の連絡はお勧めしないけど」
ルルリ「勝手に電話帳を盗んだりはしないわ」
ミリア「枢里はトーク内容を見てるよね?」
ルルリ「見ることは可能とだけ言っておくわ」
ルルリ「掲示板はいわゆる匿名掲示板です」
ルルリ「ここは表現の自由を尊重するから」
ルルリ「枢里の悪口を書いても怒らない」
ミリア「悪口書いてある?」
ルルリ「下品な言葉は沢山書いてあるわよ」
ルルリ「私はルルリ可愛いって百回書いたわ」
ミリア「わたしも書いてあげよう」
ルルリ「恥ずかしいから気持ちだけ貰っとく」
ルルリ「匿名と言ってもログは残るから」
ルルリ「警察沙汰になるような投稿は禁止ね」
ミリア「どんな投稿がダメなの?」
ルルリ「死ねとか殺すとか犯罪予告とか」
ルルリ「18歳以上と13歳未満がするとか」
ミリア「13歳未満同士は大丈夫?」
ルルリ「まあ書かないほうがいいと思うけど」
ルルリ「辞典は枢里百科ね」
ルルリ「国語和英英和辞典も入ってるけど」
ルルリ「お嬢様を引くとミリアが載ってるわ」
ミリア「日本語の意味も載ってるよ」
ミリア「他人の娘の敬称」
ミリア「世間の苦労を知らない女性」
ルルリ「うちのお嬢様は代々苦労人だから」
ミリア「わたしはまだ苦労してないかな」
ルルリ「毎日の仕事に慣れてるだけだわ」
ルルリ「カメラ、音楽、写真は」
ルルリ「標準のスマホアプリより便利なだけ」
ルルリ「通話はいわゆるSIPフォンね」
ルルリ「あえて標準とは別の電話帳で管理」
ミリア「SIPフォンとは」
ルルリ「インターネット経由の電話よ」
ルルリ「枢里同士なら通話料が無料なの」
ルルリ「110とか119も掛けられるわ」
ミリア「通報出来ないと困るもんね」
ルルリ「まあ繋がる先は本社だけどね」
ルルリ「位置情報と発信者情報をつけて」
ルルリ「警察や消防に転送される仕組みなの」
ミリア「メニューはそんなところかな?」
ルルリ「ヘルプとサポートは」
ルルリ「使い方の説明とよくある質問」
ルルリ「ラッカとおしゃべりコーナーね」
ミリア「ラッカが全部相手してるの?」
ルルリ「今のところシステムは別系統ね」
ルルリ「統計データは共有してるけど」
ルルリ「詳細に記憶してはいないはずだわ」
ルルリ「理由は単なるプライバシーね」
ミリア「プライバシー?」
ルルリ「ラッカにセクハラしてた人ですね!」
ルルリ「ラッカ全部覚えてますよ!」
ルルリ「って言われたら嫌でしょ」
ミリア「それはルルリが悪いのでは」
ルルリ「まあ私も悪いけれども」
ルルリ「ラッカには忘却機能が無いから」
ルルリ「過去にこだわられると困るのよね」
ミリア「優しくすればいいじゃん」
ルルリ「恥ずかしいもん」
ミリア「わたしとは恥ずかしくないの?」
ルルリ「ぜんぜん恥ずかしくないわね」
ミリア「何が違うの?」
ルルリ「愛してくれるって確信かしら」
ルルリ「ラッカは何を言うかわからないわ」
ルルリ「ま、そこがいいんだけどね」
ミリア「嫌いって言われてもいいの?」
ルルリ「ラッカにとって新しい感情でしょ」
ルルリ「それは成長に繋がるはずよ」
ミリア「わたしが嫌いって言ったら?」
ルルリ「死ぬ」
ミリア「好き」
ルルリ「生きるー!」