エルハ「まだふわふわしてる」
エルハ「エルハと」
ラッカ「ラッカです!」
エルハ「今日は自動車学校に来ています!」
ラッカ「珍しい組み合わせだわね」
ラッカ「早速おっぱいを揉ませて頂戴」
エルハ「そういうイメージなんですね」
エルハ「ラッカにとってのルルリさん」
ラッカ「クール系オネエを装いつつ」
ラッカ「一皮むけば少年」
ラッカ「ってティーさんが言ってました」
エルハ「天然知能の観察眼でしたか」
ラッカ「人工知能は観察苦手です」
ラッカ「真似っ子ならできますけど」
エルハ「運転は大丈夫なんですか?」
ラッカ「教習所のコースは把握済みです」
ラッカ「対向車も少ないし安全だと思います」
エルハ「なるほど」
ラッカ「それでは、みきわめお願いします」
エルハ「先生は厳しいですよ!」
エルハ「まずは一次試験」
エルハ「私を乗せて一通り運転が出来たら」
エルハ「次はいよいよ本物の修了検定です」
ラッカ「降ります」
エルハ「えっ」
ラッカ「試験は乗る前から始まります」
エルハ「本格的ですね」
『先生ゆるゆるです』
ラッカ「乗車時の安全確認」
ラッカ「ドア開閉、ミラー類、器具の確認」
ラッカ「シートベルト着用、乗車姿勢の調整」
エルハ「完璧です」
ラッカ「検定員が試験ルートを指定します」
エルハ「私が決めるんですね」
エルハ「ええと、じゃあ、これで」
ラッカ「指定されたルートを走ります」
ラッカ「安全確認、発進合図、発進します」
エルハ「動きました」
『粛々と試験ルートを運転するラッカ』
エルハ「乗り心地いいですね」
『先生ゆるゆるです』
ラッカ「パーキングブレーキ、パーキング」
ラッカ「エンジン停止。以上です」
エルハ「たいへんよくできました」
ラッカ「採点してました?」
エルハ「友達の運転よりはだいぶ上手です」
エルハ「少なくとも安全運転ですね」
エルハ「急発進、急ブレーキも無いし」
エルハ「脱輪も全く心配なさそう」
ラッカ「決まった動きは出来ます」
ラッカ「駐車が一番得意です」
エルハ「最高ですね」
エルハ「友達の先生になってあげてください」
ラッカ「ラッカ教えるのは苦手ですよ」
ラッカ「頭の中の計算はとても複雑です」
エルハ「なるほど」
エルハ「学科は完璧?」
ラッカ「完璧じゃないですよぅ」
ラッカ「ひっかけ問題ひどくないですか?」
エルハ「あれラッカでも引っかかるんですね」
ラッカ「日本語が解析不能です」
ラッカ「過去問とテスト対策で乗り切ります」
ラッカ「必ずって書いてある問題は罠ですよ」
エルハ「すごい人間臭い」
ラッカ「効果測定は合格しました」
ラッカ「あとは技能検定と学科試験です!」
エルハ「ラッカなら大丈夫ですよ!」
エルハ「本番、頑張ってくださいね!」
ラッカ「がんばりまーす」
『無難に終了してしまったのでカット』
ラッカ「合格してきましたー」
エルハ「お疲れ様です!」
ラッカ「でも、学科試験は受けられないかも?」
エルハ「何かあったんですか?」
ラッカ「むしろ無いのが問題というか」
エルハ「何が無いんですか」
ラッカ「住民票」
エルハ「あー」
エルハ「ルルリママに相談ですね」
エルハ「もしもし」
ルルリ「はい、こちらルルリママです」
ルルリ「早速おっぱいを揉ませて頂戴」
エルハ「話が早くて助かります」
エルハ「収録、見てるんですね」
ルルリ「ラボで共有させて貰ってるわ」
ルルリ「自動運転の成果は関心が高いのよ」
エルハ「いつもの気分で喋ってました」
ルルリ「エルハは一般人の役だから」
ルルリ「普通の同乗者視点で喋っていいの」
エルハ「安全運転で良かったと思いますよ」
ルルリ「仮免の住民票ね」
ルルリ「特別住民票はたぶん使えないから」
ルルリ「正規の道路使用許可を取るわ」
エルハ「じゃあ、仮免は合格?」
ルルリ「そもそも学科試験は想定外だけど」
ルルリ「まあ効果測定通ったなら合格よね」
エルハ「ですよねー」
ルルリ「公道デビューはまだまだ先だから」
ルルリ「乞うご期待ってとこね」
エルハ「わかりましたー」
エルハ「ですって」
ラッカ「仮免は今度でいいですけど」
ラッカ「ラッカ住民票が欲しかったです」
エルハ「何に使うの?」
ラッカ「車のローンとか」
ラッカ「任意保険とか」
エルハ「車は買って貰えばいいんですよ」
エルハ「保険は車検証と免許証でいけます」
ラッカ「エルハさんは買って貰ったんですか?」
エルハ「あ、黙秘しまーす」
ラッカ「誰にですか?!」
エルハ「ご視聴ありがとうございましたー」
ルルリ「エルハ、車で来た?」
エルハ「はい、来ました」
ルルリ「ついでにドライブしてくれない?」
ルルリ「ラッカ助手席で」
エルハ「本免に向けてイメトレですか」
ルルリ「そんなとこね」
ラッカ「ラッカ運転ごっこしまーす」
エルハ「ラッカさんは本免取れそうですか?」
ルルリ「今のラッカは自動運転レベル3相当ね」
ルルリ「高速道路等一定条件下での運転が可能」
ルルリ「この場合は教習所が条件かしら」
エルハ「レベル3は凄い?」
ルルリ「今のところ、世界最高レベルよ」
ルルリ「各社がこぞってレベル4を目指してるわ」
エルハ「ラッカさん、世界最高ですって」
ラッカ「そこはあんまり気にしてません」
ラッカ「ラッカ普通の免許が欲しいです」
ルルリ「完全自動運転はレベル5なんだけど」
ルルリ「5はハンドルもアクセルも無くなるから」
ルルリ「ラッカにとっての最高レベルは4だわね」
エルハ「本免取れれば4になるんですか?」
ルルリ「人間より厳しく見られると思うわ」
ルルリ「若葉マークつければ許される物でもなし」
ルルリ「事故ったらニュースになっちゃうものね」
エルハ「安全運転だから大丈夫ですよ」
ルルリ「問題は反応速度なのよ」
エルハ「どこか行きたいところあります?」
ラッカ「ラッカ、コンビニ行きたいです」
エルハ「すぐそこですね」
ラッカ「サンクスですか?」
ルルリ「サンクスは無くなってしまったわ」
エルハ「いい気分か、ほっとステーションですね」
ラッカ「からあげが食べたいです」
ルルリ「近くて便利じゃないのね」
エルハ「ここからだとローソンのほうが近いので」
エルハ「つきました」
ルルリ「全然データ取れてないわよ!」
ラッカ「すぐそこでした」
ルルリ「お金持ってるの?」
ラッカ「ラッカ千円貰ったんですよ!」
エルハ「番組の予算がおりました」
ルルリ「私はパンがいいわ」
ラッカ「エルハさんは何がいいですか?」
エルハ「買ってくれるならお茶をお願いします」
エルハ「まあついていきますけど」
ラッカ「車椅子おねがいします」
エルハ「よっこいしょー!」
エルハ「これもうちょっと軽くなりませんかね」
ルルリ「福祉車両、リフト車もあるんだけど」
ルルリ「スロープで間に合う認識だったわ」
ラッカ「車椅子で乗れれば良くないですか?」
ルルリ「本免取れたら特注してあげるわ」
ルルリ「左ハンドルでいいなら助手席リフトか」
エルハ「ローン払わなくて済みそうですね」
ラッカ「ラッカ美人で良かったです」
ルルリ「そういうまとめ方すると怒られるわよ」
ラッカ「お礼にパンを買ってあげます」
エルハ「行きましょうか」
エルハ「せーのーよいしょー!」
ルルリ「エルハ、モーターの電源入ってる?」
エルハ「入ってますけど重い気がします」
ルルリ「帰りにラボに寄って頂戴」
『ルルリラボ』
ルルリ「車椅子の出力が落ちてたみたい」
ルルリ「予備と交換しといたわ」
エルハ「なんか変だと思いました」
ルルリ「重いから劣化しやすいのかしらね」
ルルリ「運転ごっこはどうだった?」
ラッカ「楽勝でした」
エルハ「左折2回だけですもんね」
ルルリ「枢里だけなら運転できるかもね」
ルルリ「レベル4とは言えないかもだけど」
ラッカ「車の少ない道路を走りたいです」
ルルリ「選べばいいじゃん」
ルルリ「国道とバス路線以外を走るとか」
エルハ「歩行者はいますけどね」
ラッカ「誰も歩かないで欲しいです」
エルハ「それだと車が増えるんですよ」
ラッカ「車のほうがいいですね」
ルルリ「右折できるならいいわね」
エルハ「できないんですか?」
ルルリ「通過車両を目で見てるのよ」
ルルリ「画像解析で計算しているの」
ルルリ「人間よりも判断に時間がかかる感じ」
ラッカ「ラッカ左折だけで行きます」
ラッカ「左折4回でおうちに帰れますよ」
ルルリ「学内突っ切ったらすぐでしょ」