枢里市街地には電柱が無い。
農地には今のところ電柱がある。
前提として、歩道の地中20cm以下に埋まっている。
電線共同溝方式であるが、そこまで頑張ってない。
震度7の地震が来たら耐えられるかは謎。
福井地震級には耐えられるようになってるはず。
電線共同溝が3.5億円/kmで、直接埋没が0.8億円/km(試算)らしい。
他に電気・通信設備(地上機器(トランス)、ケーブル)工事に係る費用(約1.8億円/km)もかかる。
全部で4億円/1kmで済んだとして、枢里市街地の道路は少なくとも82kmある。100kmとする。
電柱の価格は7万~8万円、設置は30万円らしい。
電柱の間隔は、一般的に約30メートルぐらいになるそうです。
$ 37.5/30*100
125.0
電柱だと1kmあたり1250万円なので12.5億円で済む。
4億円/kmで地中化すると400億円かかる。
そりゃ地中化しないわな。
ユニットハウスは2区画が背中合わせになっていて壁で遮られている。
この壁の上を電線が這っている。壁は南北に連なっている。
ということは、道路は南北に、電線は東西に埋められていることになる。
電線の長さは、東西2km*40条+南北の本数*4kmで、最低84kmになる。
4本引いたら96km。きりよく100kmで考えてもいいのかも。というのが根拠。
国が半額、自治体が半額を出すことになっているが、
枢里の工事費はすべてセリカが負担している。
負担したタイミングは枢里通信の光ファイバーを通した2004年。
割愛しているが、重要なはず。
端的に言えば、歩道が狭いから。
歩道を余分に広く出来ないのは、枢里の市街地が狭いからだ。
後にラッカが車椅子で歩道を走ることになる。