枢里
枢里/住宅 †
概要 †
枢里住民の居住権は、枢里内において保証される。
引っ越しを求められることはあるかも知れない。
土地の広さと配置については、枢里/土地に記載。
人口分布 †
- 学生寮 ~4000人
- 独身寮 ~6000人(うち2000人は学生寮側に設置)
- 年寄寮 ~6000人(健康な人用)
- 介護施設 ~4000人(要支援1以上)
- ユニットハウス 残り(50000人~)
世帯人数別世帯数比率によると、
1人世帯 27.7% 16620人
2人世帯 31.8% 19080人 9540軒
なので、老人ホームに夫婦で住む人たちがいる計算になる。
ユニットホームで一人暮らしする人は少なめになる。
ユニットハウス †
枢里住民は平屋のユニットハウスに住んでいる。
ユニットハウスと表記しているが、内実はほぼコンテナハウスである。
20ftドライコンテナを箱と呼ぶ。
ユニットハウスに住む理由は労働力の削減。
- 注文住宅を自給自足することが技術的に難しい。
- ユニットハウスは工場で機械生産ができる。
- クレーン付きトラックで輸送と設置ができる。
- 注文住宅は高額であり、買えるだけの給与が支払えない。
- ユニットハウスも日本では高額だが、量産によって低コスト化している。
価格 †
20ft海上コンテナの新品価格はおおよそ50万円前後。
生産国は中国で、一回輸送に使っただけのものを送る仕組みらしい。
これを輸入して改造するのはコストが高騰しそうなので、コンテナ自体を国産にしたい。
そうじゃなければ中国でカスタマイズ生産することになる。
上代は204万円を想定。34年間で408万¢を償却する。毎月1万¢になる。
権利と耐用年数 †
枢里では個人が土地を所有することは出来ない。
家屋は所有することが出来る。太陽光発電も所有することが出来る。
通常は社宅の賃貸であり、所有することによる経済的優位性は無い。
コンテナハウスは重量鉄骨造なので法定耐用年数は34年、軽量鉄骨造のユニットハウスは鉄骨の肉厚が3mm以下であれば19年、4mm以上であれば27年です。
旧借地権の存続期間が最低30年。
法定耐用年数は34年。実質40~50年でも使えるらしい。
歴史と例外 †
ユニットハウスの普及が始まったのはセリカ宣言以降。
大昔には長屋があったが現存していない。
企業城下町時代(1960年代)に建てられた団地が築50年を迎えて取り壊しが進んでいる。
セリカ宣言以前の高額所得者が注文住宅を建てて住んでいる例もある。
三剣宮もユニットハウスではなく、ホテルのような建物である。
世帯人数と区画の定義 †
1区画は7m2四方、1箱は6m*2.4m。
3人目以降は子供を想定。
最小の構成
- 1人世帯は半区画1箱を使用する。
- 2人世帯は1区画2箱を使用する。
- 3~4人世帯は2区画4箱を使用する。
標準の構成
- 1人世帯は1区画2箱を使用する。
- 2人世帯は2区画4箱を使用する。
- 3~4人世帯は3区画5~6箱を使用する。
- 5~6人世帯は4区画7~8箱を使用する。
ライフステージと箱の数 †
子供時代の部屋と、大人時代の部屋の2つの箱に住む。一時的に寮を利用する。
- 生後3年間は母親と一緒の部屋で暮らす。
- 3歳になった子供は15歳になるまで1箱の個室を得られる。
- 18歳になった子供は、実家に住み続けるか寮に入る。
- 大人は2箱使う。単身ならバストイレキッチンで1箱。私室でもう1箱。
- パートナー宣言をすることで4箱の2区画に転居できる。(構成は自由)
- バストイレキッチンで1箱。共同寝室で1箱、リビングで2箱連結。
- バストイレキッチンで1箱。個室で2箱、ダイニングで1箱。
- 結婚をすることで3区画に転居できる。
- 3人目を妊娠したタイミングで4区画に転居できる。3歳までに移れば間に合う。
- すべての子が独立した後、両親は2区画の土地に転居するか、年寄寮に入る。
- およそ50歳以上の希望者は年寄寮に転居できる。
いわゆる「子供部屋おじさん」から年寄寮に一気に行くこともできそうだが、
ユニットハウスが始まってからまだ50年たってないので実例は無い。
区画の問題点 †
改善の見込みはあまり無い。
- 通常は3区画以下になるため、細長い家しか建てることが出来ない。
- 設置した箱のうち道路から見て奥にある箱だけを撤去することが難しい。
- 1~2区画だと駐車が出来ない。3区画なら可能。
太陽光発電 †
- 2012年以前に設立した家屋のすべての箱には5.5kWの太陽光発電装置が搭載されている。
- 詳しくは枢里/電気に記載。
「学生寮」「独身寮」「年寄寮」があるが、中身はほぼ同じ。
「介護施設」だけは別扱い。
共通点 †
- 完全個室8畳(騒音対策済み)
- 大浴場
- 共用トイレ
- 食堂つき
- センター機能を有する
- 地上5~6階建て 地下1階 エレベーターつき
- 準工業地域 建ぺい率 60+角地10% 容積率400%
- 1丁目あたり1000人程度が居住。
- 高速回線(1Gbpsを数十人で共有するような感じ)
- 家賃には、電気代、水道代、通信費、食費が含まれる。
学生寮 †
- 枢里大学に通う、高校生以上が入寮する。男女は建物が別。年齢不問。
- 個室に学習机がある。
- 他人を泊めるのは禁止。
- 自宅から通う人が多いので利用者は少なめ。
独身寮 †
- 新卒の社会人が主に利用する寮。男女は階が別。年齢不問。
- 北は学生寮に隣接して工場勤務者用。南は出島や通りなどの店舗勤務者用。
- 友達が泊まることが出来ます。
年寄寮 †
- 老人ホームではない。
- およそ50歳以上が利用できる寮。男女は階が別。
- 介護ベッド。
- 他人を泊めるのは禁止。
介護施設 †
- いわゆる有料老人ホームである。国に認可された施設である。
- 軽費老人ホームにしたかったが新設はされないものらしい。
- 要支援1以上が利用できる。
- 部屋の清掃とベッドメイクつき。
- 利用者はWiFi等によって位置情報を把握されている。
- どのアクセスポイントに繋がっているかで、おおよその位置を推定する。
- 動きに健康上の問題が疑われる時は捜索される。
- 自室やヒロバ以外の場所に長時間とどまっているとか。
- 自室から12時間動いてない(トイレにすら行ってない)とか。
- 腐乱死体は作らずに済むだろうけど、急病を救うのは無理だろうなあ。