ミリア「どうして腐る女子って言うの?」
ルルリ「というわけで」
ルルリ「後半のテーマは腐女子になりました」
ルルリ「それではティー先生、よろしくお願いします」
ティー「かしこまられるとキツイっす」
ルルリ「ティーさんはどうして腐女子なの?」
ティー「え、生まれつきですが」
ミリア「産まれた時から男性が好きだった?」
ティー「むしろ好きじゃないんですか?」
ルルリ「私は女性のほうが好き」
ミリア「わたしも男性はちょっと怖いかな」
ティー「共感して貰うの絶対無理だ」
ルルリ「まあまあ、視聴者のみなさんに説明して」
ティー「初恋の人がBLキャラだったんですよ」
ティー「あ、アニメ自体は普通なんですけど」
ルルリ「恋した男性アニメキャラが同性愛者だったと」
ティー「そんな感じです」
ミリア「なんてアニメ?」
ティー「そこは勘弁してください」
ミリア「検索結果は0件でした」
ティー「そういうタイトルのアニメじゃないし!」
ルルリ「抉っていくスタイル」
ティー「尊いシチュが好きだから」
ティー「女性じゃないほうがいいんですよ」
ミリア「女性は尊くないの?」
ティー「ドロドロしたやつが苦手で」
ティー「男同士だと嫌な描写が無い」
ルルリ「百合でも無いやつは無くない?」
ティー「読まないからわかんないです」
ミリア「女の人同士の恋愛でも腐女子って言うの?」
ルルリ「姫女子ね」
ミリア「かわいい」
ティー「差別だー!」
ミリア「これって男性が差別されてるのかな?」
ルルリ「やおいの方が雅な言葉だと思うけど」
ルルリ「言葉自体に差別的な意味は無いわよ」
ルルリ「差別的なニュアンスで使うのがダメなの」
ティー「改めて比べると、ちょっと不服ですね」
ミリア「王子女子にしよう」
ティー「眩しすぎて溶けそう」
ルルリ「日陰者を自称する背徳感があったのかもね」
ルルリ「男性の同性愛の良し悪しは置いといて」
ルルリ「イケナイ事をしてる感じがそそるというか」
ティー「それはわかるかも」
ミリア「同性愛は悪いこと?」
ルルリ「ティーさんは女性に愛されるのは嫌?」
ティー「どちらかというと嫌ですね」
ティー「あ、今のまずかったですか?」
ルルリ「※個人の感想です」
ルルリ「男性に愛されるのは大丈夫なのよね?」
ティー「どちらかというと嫌です」
ルルリ「どっちならいいの」
ティー「自分は見てるだけなのがいい」
ルルリ「なるほど」
ルルリ「ミリアは女性が恋愛対象なの?」
ミリア「恋愛がよくわからないかな・・・」
ルルリ「男の子にドキッとしたりとかは?」
ミリア「無い」
ルルリ「女の子も?」
ミリア「ルルリ見てるとヒヤッとする」
ルルリ「それは恋ね」
ミリア「恋だったかー」
ルルリ「というわけで同性愛に否定的な人がいないわ」
ルルリ「巷ではホモフォビアがいるみたいね」
ルルリ「ゲイフォビアと言うべきかしら」
ミリア「同性愛恐怖症」
ルルリ「男性同士の同性愛嫌悪ね」
ルルリ「レズがダメならレズフォビア」
ティー「ルルリさんはゲイフォビアではない?」
ルルリ「対岸の火事のようなものね」
ルルリ「恋もしないし嫌悪もしない」
ルルリ「ゲイとレズは一括りに出来ないのよ」
ティー「納得してしまう」
ルルリ「LGBTみたいな言い方が一番おぞましいわ」
ルルリ「なんでも混ぜないで欲しい」
ミリア「混ぜてるわけじゃないと思う」
ルルリ「こじらせついでにぶっちゃけるけど」
ルルリ「私たぶん性自認が男性寄りなのよ」
ルルリ「だから厳密にはレズなんじゃなくて」
ルルリ「身体は女性で、心は姫男子なの」
ミリア「むずかしい」
ティー「わかる」
ミリア「わかるの?!」
ティー「ルルリさんは何か腐女子心をくすぐります」
ティー「雑に言うと元気ショタを感じる」
ミリア「元気ではない・・・と思う・・・」
ルルリ「心はぴょんぴょん・・・してないわね」
ティー「女っぽくないです」
ルルリ「がーん」
ティー「褒めてるんですよ」
ルルリ「可愛い女の子を目指してるのよ」
ミリア「姫男子じゃなくて?」
ルルリ「私は自分大好きだから」
ルルリ「恋愛するなら自分がしてないと嫌なのよ」
ルルリ「姫男子な俺は、可愛い私のことが大好き」
ルルリ「可愛い私はミリアのことが大好き」
ミリア「ルルリ」
ルルリ「ん?」
ミリア「こしょこしょこしょ」
ルルリ「え、なに、セクハラ?」
ミリア「違う!」
ルルリ「ライブでそれ言っていいの?」
ミリア「だからこそこそ話にしたの」
ルルリ「耳貸して」
ミリア「ん」
ルルリ「ペニス?」
ミリア「違う!! 日本語の意味!!」
ティー「何も聞こえてない何も聞こえてない」
ルルリ「ごめん一回ミュートにしよう」
ミリア「・・・!」
ルルリ「・・・?」
ミリア「・・・! ・・・!」
ルルリ「・・・・・・!」
ミリア「ルルリは男らしくないから好き」
ルルリ「丁寧に説明しましょう」
ルルリ「まず、ミリアは男性が怖いのだけど」
ルルリ「厳密に言うと男性のある特徴が怖いのね」
ミリア「うん」
ルルリ「それは一言で言うと男らしさで」
ルルリ「私はたとえ性自認が男性だとしても」
ルルリ「ミリアの思う男らしさには該当しないから」
ルルリ「怖いと思わないので、ルルリだーいすき」
ルルリ「ってことが言いたかったって話でした」
ミリア「解説ありがとうございます」
ルルリ「いきなり、オチンチンの意味教えて!」
ルルリ「って言われたからびっくりしたわよ」
ミリア「日本語でって言ったじゃん!」
ルルリ「男性器じゃん・・・」
ミリア「はい・・・」
ルルリ「フワシコ語のチンチンは男らしい男性のこと」
ルルリ「身体が大きくて筋肉質で粗暴な感じかしらね」
ルルリ「良い意味で使われてる言葉なんだけど」
ルルリ「ミリアの苦手なタイプらしい」
ティー「ルルリさんは小さくて筋肉無くて弱いですね」
ルルリ「免許取れる歳までに追い越してやるわ」
ミリア「男らしい男性を怖がるのは悪いこと?」
ルルリ「私は自由だと思うけど」
ルルリ「ゲイフォビアは悪いことだからやめましょう」
ルルリ「と主張してる人が」
ルルリ「男らしさフォビアは良いことでおすすめです」
ルルリ「とか言うのは一貫性を欠いていると感じるわ」
ミリア「男らしさフォビア」
ティー「どっちも性を否定してるんじゃないですか?」
ルルリ「その通りよ」
ルルリ「LGBTが性そのものを否定しうる」
ルルリ「性を無くせば、性差別も無くなるけど」
ルルリ「私は反対だわ」
ルルリ「可愛い女性が好きだから」
ミリア「わたしも、女らしい女性は好きかも」
ティー「自分は男らしい女性のほうが好きです」
ティー「女らしい男性もアリっすね」
ミリア「それって性の多様性とは違うの?」
ルルリ「多様性を望むなら、平等は諦めるべきよ」
ミリア「平等と多様は違う?」
ルルリ「平等は画一でしょ。全員が一緒」
ルルリ「同性婚するなら女性も全員タキシードね」
ミリア「どうすればドレスが着られるの?」
ルルリ「着たかったら着ればいいだけよ」
ミリア「反対されたら?」
ルルリ「反対意見を言う権利は尊重する」
ルルリ「反対意見を否定する権利は主張する」
ミリア「いいのかなあ」
ルルリ「この番組だって気持ち悪いかも知れないし」
ルルリ「気持ち悪いって感想を送る事も出来るよね」
ミリア「うん」
ルルリ「でも私は読まない」
ルルリ「私が読む前によけて貰ってるから」
ミリア「ルルリは読むと凹むもんね」
ルルリ「誰だって傷つけられれば凹むわよ」
ルルリ「そんな感想を送ってくるやつが悪い」
ミリア「そんなに悪口とかは来てないよ」
ティー「お嬢様は全部読んでるんですか?」
ミリア「うん」
ティー「次から手伝いますよ・・・」
ミリア「ありがとうございます」
ルルリ「じゃあティーさんの悪口書いちゃお」
ティー「ルルリさんの悪口書いて読ませます」
ルルリ「悪口は良くないわね」
ミリア「たくさんの感想お待ちしてまーす」
ルルリ「今回のアンケートは?」
ミリア「性と、性の多様性を尊重しよう、かな」
ミリア「《布告》です」
ルルリ「いいまとめね」
ティー「枢里では性の多様性への取り組みとか」
ティー「何かやってるんですか?」
ミリア「パートナー制度は元々性別不問だし」
ミリア「セレモニーホールも使い方自由だし」
ルルリ「スーパー銭湯に混浴があるわね」
ルルリ「公衆トイレも男女兼用があるわ」
ルルリ「多様性ではなく平等のほうかしらね」
ミリア「何かやったほうがいいのかな」
ルルリ「枢里は他人を否定しない文化だと思うわ」
ルルリ「田舎だし、住民がほぼ固定だから」
ルルリ「雰囲気が悪くなるのを極端に嫌うわよね」
ティー「ギリギリで干渉しないところがある」
ルルリ「まずはみんなの意見を聞いた方がいいわね」
ルルリ「問題があるなら対処しましょう」
ミリア「じゃあこのへんで今日は終わりまーす」
ミリア「次回はたぶんバナナ共和国でーす」
ルルリ「楽しみだわ!」