三剣/忍者

三剣/忍者 †

三剣宮勤めのスタッフは、黒服と呼ばれている。
食事の世話、清掃、運転手、外出中の護衛などを行う。

作中で姿が確認されているのはティーさんなどのごく一部だけで、
能力が高い者ほど、人前に姿を現さない。これを「忍者」と呼ぶ。

お嬢様は、通常、子供たちだけで行動することは無いが、
友人等との交際に不自由しないように、護衛が姿を見せることは無い。

お嬢様の保護者として必要な手続きがあれば行う。

お嬢様の命を狙う不届き者を裏で始末する。
クラスメイトであろうとミリアに暴力をふるうことは出来ない。
ミリアは実際に殴られるとどうなるかを試したりはしない。

特に卓越した《隠密》を持つ者は、蝦夷地から来た魔族の末裔である。
野幌森林公園の地下には旧大魔王城があり、人類勝利の折に隠蔽した。
スープカレーは魔族の末裔が作っているという説がある。

魔族の血は基本的にはどんどん薄くなっていくため、
引き継がれる《隠密》能力も現代では弱まっている。
ノベルゲームの画面内にフレームインしないようにする程度。
《プロンプト》を使って画面内の人物に合図を送ることも出来る。
広義に言えば、魔法使いである。

人類は明治維新によって魔法を失うが、
三剣家の祖先である勇者ミリディアは、大魔王との間に子をもうけたので、
ミリアは8世代前の大魔王の血を受け継いでいる。

また、セリカは釣書によって許嫁を選んだため、候補が魔族であった可能性がある。
フツメンで健康的で素直でセリカのことが大好きな青年であり、
大企業の大資産家が結婚する相手としては経済的には釣り合わない。
幼セリカは交際中に彼が勃起したことをからかったことがあるとか。

ルルリの近衛たちをルリエと呼ぶ。

ルリエの面々はただの人間である。
三剣家の忍者の存在を知った上で、それを再現しようとしている。

ジップはルルリに関する保護者の手続きを行える。
実の親なのでミリアの護衛よりも権利が大きい。

エルハはルルリの付き人をする時に護衛も兼ねる。
お嬢様の寝室の屋根裏を警護することも許可されている。

魔族の末裔は寝室で何が起きていても動じないだけの精神力があり、
建前上、「種族が違うので性的な興奮はしない」と言っている。(嘘である)

エルハにとってはお嬢様とルルリの絡みは性癖に刺さりまくるので、
平常心を保って警護することが出来ず、寝室警護はご褒美みたいになってる。