お嬢様世界 †
概要 †
「お嬢様都市」のメイキングにあたる作品。
「お嬢様都市」を読むだけなら、そこまで気にする必要は無い裏設定。
- なぜ三剣家はコビドを防ぐ魔法が使えたのか?
- ルルリは中二病で妄言を言ってるだけだったのか?
- かつて枢里は破滅の運命にあったのか?
- 三剣芹香はなぜバブル崩壊から逃げ切れたのか?
みたいなご都合主義で片づけてもいいような設定の内情を描く。
それだけじゃなく、メタフィクション作品としてのテーマ性があって、
作中の登場人物であるルルリが自分を架空のキャラクターだと自覚した上で、
「リアル」を探しに行こうとする姿が物語として描かれる。
凡例 †
世界が創られた順。
9→7→8→1→2→3→4→6→5
☆:ふわふわには関係ない、別作品「九剣世界」で使うかも知れない裏設定。
★:裏設定を作った目的となる設定。
GM 《ゲームマスター》スキル持ち。世界を管理する。
PC プレイヤーキャラクター。《プレイヤー》スキル持ちの登場人物。ゲームの主人公。
PL プレイヤー。PCを操作する、中の人。
NPC ノンプレイヤーキャラクター。PCではない登場人物。誰も操作していない状態。GMが管理する。
九剣世界 準リアル。「サヤの世界」。株式会社Sutekiが乙女ゲームを作る。 †
☆九剣世界。準リアル。株式会社Sutekiが乙女ゲームを作る。
- タイトルは秘密。もしくは「秘密」という愛称のゲーム。
- 主人公Xはこの世界で生きていた。
- 乙女ゲームのリリースは2011年。
七剣世界 株式会社Suteki作った乙女ゲームの世界。 †
☆七剣世界。「秘密」のゲームの正史。
- 舞台は近未来の2028年。2020年は回想として出てくる。
- ヒロインは天導瑠璃花。家族と仲良し。鈍い、妹系、天然、貧乳。
- 悪役令嬢は七剣アリア。七剣財閥。公爵の一人娘。
- 二人が初めて出会ったのが2020年。
- ルリカはアリアの手によって何かしらの挫折をして、そこから努力する。
- 七剣財閥は世界征服を企んでいる。
- 七剣財閥が秘密裏に核開発していたことをヒロインに追求されて破滅する。
- イケメン大富豪のIT社長が七剣アリアとの婚約を破棄。
八剣世界 サヤが乙女ゲームの悪役令嬢に転生した世界。「元の世界」。 †
・八剣世界。「秘密」のオルタナティブ。
- 主人公Xは、悪役令嬢たる八剣アリアの身体に転生する。
- 八剣神社に眠るタイムリープ能力を解き放ち、運命を変えようとする。
- しかし、タイムリープ能力は他者に付与するものだった。
- 《セーブロード》能力を付与されたのはヒロインの天導瑠璃花。
- ☆ただし、能力は受け身でしか実行できない(パッシブスキル)
- セーブロードが出来るのはルリカ自身じゃなくてルリカのプレイヤーだから。
- ☆八剣世界では2020年10月に核爆発が起こる。
- 中国の核兵器による攻撃なのだが、八剣財閥の核実験の失敗と報じられる。
- その数年後、第三次世界大戦が開戦し、中国の勝利に終わる。
- ルリカの導きによって北海道に避難し、身分を隠して生きる。
- 野幌森林公園の地下に核研究施設を作り、本当に核開発を始める。
- アリアは結婚して子供を身ごもる。娘はララ(仮名)。
- ルリカは傷つき、アリアの夫の精子を採取して人工授精する。娘はレンナ。
- 21歳になったルリカは北海道を離れて天導瑠璃花として政権を狙う。
- 天導瑠璃花は25歳で総理大臣に就任する。
- アリアが敵国の軍に殺される。(このへんディテールの設定が甘い)
- 逆上したルリカは敵国内で14発の戦術核を発動させて対抗する。
- これが原因で第四次世界大戦が始まり、ルリカはシェルターに籠り自殺する(ロード)。
- 2020年10月に核爆発が起こる前に、八剱神社の秘法を発動させることにする。
- 秘法とは《オルタナティブ》能力。現実と似て非なる別世界を創造することが出来る。
- この能力の練習のために、八剣アリアはルリカをTRPGに誘う。
ルリカは夏休みを利用して友達4人に声をかけ、プレイヤーを集める。
八剣アリアは正体を隠すために髪を短く切り、ルリカの服を借りて登場する。
このTRPGに参加したプレイヤーらは、後に《オルタナティブ》に巻き込まれる。
- →クラスメイトを「ルルリの秘密を共有する存在」に設定しようとしたが保留。
- 核爆発の前日、避難誘導が終わった後で、八剣アリアは儀式を始める。
- 二人ともいなくなったら「先に逃げたことにして」と言い残して。
一剣世界 八剣アリアがTRPGの舞台として作ったゲームの中の世界。 †
☆一剣世界は、八剣アリアが開催したTRPGの世界を指す。
- 中世風の世界で15~16世紀くらいの技術だと言われたので1500年代のイメージ。
- 舞台はめんどくさいので日本地図を拝借してそこにオリジナルの村や城を配置している。
- 登場人物の名前はみんなカタカナで、人間共通語、みたいなものを喋ってる設定。
- ルリカが用意した主人公の名前はルミナ。
- ルミナのパーティーメンバーとしてヤリアが用意したNPCの名前はアリス。二人旅。
二剣世界 「お嬢様都市」の失敗作。先にこの世界を作ってから三剣世界を作り直した。 †
☆二剣世界。八剣アリアが《オルタナティブ》で創った世界。いわば三剣世界の失敗作。
- GMアリア。PLルリカ。NPCとして二剣アリアが登場する。
- アリアはゲームマスターであり世界を創造し続ける必要があるためプレイヤーになれない。
- この制約は、チート(お手盛り)防止のためにアリアが自分自身に課した縛りルール。
- 時代は2020年のみ。あるいは2013年(ルルリ4歳)以降。少なくともセリカの時代は対象外。
- 核爆発は無くなったが、それでも世界は荒廃してしまって、ルリカは死んでしまう。
- 以下の点が反省され、三剣世界で改善されている。
- 記憶回復が遅かった問題。ルリカは生まれた時から記憶を得られるようにする。
- ルリカがアリアと仲良くするまでに時間がかかりすぎる問題。最初から仲良しにする。
- 財閥の事業を見直し、破滅の可能性を少しでも減らす。
- 財閥や華族の設定を無くす。財閥解体運動が起きないようにする。
- 新型コロナウィルス。なんとか予防する。
- いっそ、まちづくりを事業にする。
- ※作者の都合としては、二剣世界は、三剣世界のボツ設定の墓場である・・・。
三剣世界 「お嬢様都市」の舞台。八剣世界からミリアとルルリが転生してきた。 †
・三剣世界。八剣アリアが《オルタナティブ》で創った世界。
- 2つの時代に分けられる。GMスウ(1991-2020)、GMアリア(2021-)
- GMスウの時代は、PCセリカ(PLルリカ)。
- このwikiで「幼セリカ」と表記してある場合は中の人はルリカ。
- 2020年時点のセリカは「大人セリカ」と表記するが、3歳までと21歳(ミリア出産)以降の中の人である。
- 2009年に、PCセリカは離脱。以後、PLルリカはPCルルリをプレイする。
- 同日、PCミリアが生誕。PLヤリア。これで世界にPLは2人になる。GMを担当する人間が居なくなる。
- 2020年4月、PCルルリは冬眠する。PLルリカはPCルッカをプレイする。
- GMミリアの時代
- 2021年、NPCスウが死亡する。
- GM権限はPLヤリアが引き継ぎ、この時にPCミリアはPLヤリアの過去のPC履歴を得て覚醒する。
- GMミリアは冬眠中のNPCルルリを復活させ、PCルッカの電源を落とし、PLルリカにPCルルリを戻す。
- GMミリアは三剣世界のPCであり続けるために、GM権限を封印し、緊急時にのみ魔法で解除して運用する。
- ★ルリカは0歳から知性を発揮して天才少女になる。
- 父親の命名案である「ルルリ」を気に入って決定を促した。
- 母親には気味悪がられてしまう。
- 4歳の頃にミリアと出会い、一発で仲良くなる。
- 5歳の頃に父親と共に家出をし、結果的に離婚。
- 6歳の頃に父親が親権を獲得し、須堂琉瑠璃になる。
- 10歳になる秋(2019年9月)に通信大学を卒業した。
- ★ルルリは過去世界の記憶を持っている。そのため、現状に問題意識がある。
- ☆《オルタナティブ》のゲームをクリアしたらミリアの記憶が戻ると思っている。
- 三剣アリアはルルリの言う「ミリア」を気に入って、そのままあだ名にした。
- 三剣家が開発した都市に、枢里という名前がついている。
- 2020年1月から3月まで、ミリアとルルリは枢里一般住民として体験入居を行う。
- この世界にはSUTekという企業があり、天才養成装置を作っている。
- それにより、ルルリは人工知能ヒューマノイドのラッカを獲得する。
- バッドエンドによる心的ストレス、装置への引きこもり等により、ルルリは病弱になる。
- 2020年3月下旬、ルルリは全身筋力低下の障害を持ち、全治数か月の診断を受ける。
- ラッカの外見をルルリに模したロボット「ルッカ」に改造し、小学校に通おうとする。
- TRPGを一緒にやった友達4人が記憶を取り戻してしまう。
- ★核爆発が起きるかも知れないことを知っており、問題意識や焦燥感がある。
- ミリアを見て「マスター」と呼ぶが、ミリアには反応が無い。
- 「ルリカはどこだ?」と探し始める。ルッカがルリカであることを把握する。
- ★10月の核爆発までに何とかしようと、みんなで相談し始める。
四剣世界 勇者ミリディアが大魔王ルールと添い遂げるファンタジー世界。 †
☆三剣世界のルーツを探る異世界ファンタジーが四剣世界。
- GMミリア。PCルール。PLルリカ。NPCミリディア。
- 時代は1868年。一剣世界の300年後という設定になっているが同一世界ではない。
- 剣の世界はパラレルワールドであり、お互いに関係性があるが、完全に同一ではない。
- 1868年に勇者ミリディアが童貞大魔王ルールと夫婦になって剣と魔法の時代が終わる話。
- ルルリがおちんちんを2023年に持ち帰って関係者が全員妊娠するハーレム世界線こと「精子」。
- 恋愛モノとかエロネタとかがたまに衝動的にやりたくなるよねー。
- GMミリア覚醒後は、世界観いじりについては、基本なんでもあり。
六剣世界 覚醒ミリアが世界征服を試みる世界。「ディープステートになろう」 †
☆六剣世界は、覚醒したミリアとルルリが世界征服を楽しむために創った世界。頓挫した。
- GMヤリア、PCアリス。PCルミナ、PLルリカ。
- GM自身がゲームをプレイするというチート状態。自重しない。
- 「ディープステートになろう」というタイトルで単体作品として出そうと思っていた。
- ミリアがアリスと名乗り、ルルリがルミナと名乗る。一剣世界と同じ。
- ルミナがアドレノクロムを配合したお茶を出して「ルミナティーを召し上がれ☆」とか言う。
- 《通貨発行権》というチートスキルを最初に手に入れて無限の富を得る。
- それで貧乏人を幸せにする方法を考えたが、どう考えても貧乏人は幸せにならなかった。
五剣世界 魔法を使わずにコビドを克服する世界と言われている。詳細未定。 †
☆五剣世界は、魔法を使わずに新型コロナウィルスをやっつける世界。今は書けない。
史実の人間がコロナについて議論して、「こうすれば良かったね」と言える頃に書けばいい。
実際の被害が進行中の当事者状態でやると不毛な上に喧嘩にしかならなさそうなのでやめとく。
あくまで娯楽ファンタジーとしての一線は超えないようにしたい。
ふわしこ 2045年の車社会 †
ふわしこの舞台となる2045年の車社会設定は、バナナ共和国「フワシコ」として復活した。
なので、破滅した八剣世界から、ララとレンナがやってくる話はボツになる見込み。
レンナはどこかで出してあげたい。
ララは実はタケルの前身なので、タケルが出来た時点で満足していたりする。
☆八剣ララと、ルリカの娘、蓮菜(レンナ)が主役で2045年を舞台にした物語が「ふわしこ」
- 家が無くなってて人々は電気自動運転車の中で暮らしている。
- レンナは過去(実際にはオルタナティブ)世界に移動する能力を持っている。
- ララは世界崩壊の原因を作った天導瑠璃花を殺して世界を平和にしようと言う。
- 2023年の三剣世界に着いたララはルルリを殺そうとして母親たるミリアに存在を全否定され凹む。
- ルルリに諭されたミリアは余計に怒り狂う。ルルリはレンナをミリアから遠ざける。
- 娘を溺愛していたルルリがミリアに裏切り者の烙印を押されて切りつけられる。
- 完全にミリアがヤンデレルート。お蔵入り。
- ララと打ち解けたミリアたちが一緒に未来世界に行ってみる話。
- 中二の少女4人がワイワイするSF日常物語。最初に書こうとしてたふわしこの話がこれ。
株式会社Suteki †
史実の乙女ゲーム会社。潰れそう。
本当に2011年に乙女ゲームを出しているし、「秘密」という略称のゲームも出している。
もう配信停止したので誰も内容を知ることは出来ない。
旧「ふわふわ」の開発メーカーになるはずだったが、ライセンスの都合上、個人製作になってしまった。
エスユーテックの元ネタであるが、そっちほど重要な設定ではない。
単なる内輪ネタとも言えるのだが、ルルリの「リアル」がたどり着く場所でありたかったという思いはある。
もっとも、そこまで書ききるまでに会社が潰れそうだけど。