; ふわふわ ; Copyright alria.net 2020 All Rights Reserved. ; 【タイトル・07章 夏休み お祭り】 ; ; 2020-09-20 再構成 ; 2020-10-02 ふよふよ大通形式に対応 ; 2020-10-10 加筆修正 ; 2020-10-27 表情、タイトル、音楽対応 ; 2020-11-05 本編再編と1項対応 【開始・テコ入れ未遂】 【背景・葉月婆宅・部屋】 【立ち絵・ルルリ楽】 【音楽・子供の外遊び】 【項見出し】 ルルリ楽「ねぇねぇ」 ルルリ喜「水着回やりたくない?」 ミリア疑「水着回?」 ルルリ「みんなで海水浴に行く体裁で水着姿になるの」 ルルリ眠「中だるみも解消されて視聴率も上がって」 ルルリ笑「いいことずくめよ」 タケル疑「何の視聴率だよ」 ルルリ楽「もちろん、ふわふわよ」 ミリア楽「深夜アニメなの」 イオリ「アニメの話だったんですか」 チサト「私たちが水着を着せられるのかと思いました」 ルルリ「需要が読めないから登場人物は増やしたいわ」 イオリ驚「小学生の水着姿の需要・・・」 チサト哀「考えるのもおぞましいですね」 ルルリ眠「架空の少女は最後の聖域なのよ」 ミリア喜「というわけで多数決をとりまーす」 ミリア「一泊二日の夏キャンプ」 ミリア喜「山がいい人ー」 ミリア笑「はーい」 タケル笑「はーい」 イオリ楽「はい」 チサト楽「はい」 ミリア笑「4対1で山に決定しましたー」 【背景・キャンプ場】 【立ち絵・全消し】 【立ち絵・ルルリ哀】 『キャンプ場』 ルルリ眠「ふわふわはパンチラNGの健全なアニメよ」 ルルリ眠「いたずらに性的消費を促さないのは正しい」 ルルリ無「でもちょっとくらいお色気も欲しくない?」 ルルリ疑「変身シーンにシルエットすら無いのよ?」 ミリア眠「るるりんが完全にいじけてる」 イオリ「そんなに海が良かったんですかね」 ミリア無「およげないのにね」 タケル楽「ルルリー! 虫とりに行こうぜー!」 ルルリ哀「バグ取りなら先月死ぬほどやったわよ!」 ルルリ哀「バグとか仕様の漏れとか伝達不備とか!」 ルルリ哀「ToDo:あとで実装する」 ルルリ哀「みたいなやつとか!」 チサト「まずい記憶に触れてしまったみたいですね」 タケル「あとで牛乳持ってって愚痴聞いてやるかー」 【つづく】 【開始・アマテラス出撃】 【背景・葉月婆宅・部屋】 【立ち絵・イオリ左】 【立ち絵・チサト楽右】 【音楽・子供の外遊び】 【項見出し】 『山キャンプから数日後』 チサト楽「今日から四日間は毎年恒例アリア祭りね!」 チサト楽「みんなの浴衣姿が楽しみだわ!」 チサト「・・・と、ルルリさんっぽく言ってみました」 イオリ無「ルルリさんはキャンプ以来会えてませんね」 イオリ疑「肝試しのショックから立ち直れなさそう?」 ミリア眠「ご飯と寝るときは一緒だけど元気が無い」 チサト哀「やりすぎちゃいましたかね・・・」 タケル「かなり凝ってたもんな」 タケル「後ろ振り返れないし」 イオリ「ルルリさんは元々怖がりですし」 チサト哀「そういう認識は無かったなあ」 タケル「大声とか人前に出るのとか苦手だよな」 ミリア眠「いつもなら私が守ってるんだけど・・・」 チサト無「完全にルルリさん狙いでした」 チサト哀「悪いことしたなあ」 ミリア「夕方からお祭り行こうって誘ってみる」 ミリア楽「行くって」 タケル笑「はや」 イオリ楽「とりあえず良かったですね」 【背景・三剣庭園・屋台】 【立ち絵・全消し】 【立ち絵・チサト楽左】 【立ち絵・ルルリ右】 『三剣庭園 アリア祭り会場』 ルルリ「アリア祭りのイチオシ屋台は」 ルルリ楽「なんと言っても限定カレーね」 ルルリ「精鋭たる8店舗が出店してて」 ルルリ「ハーフ&ハーフで頼めるから」 ルルリ喜「四日間毎日くればコンプリートできるわ」 タケル「色んな屋台あるのに」 ルルリ眠「人はつらさをカレーに変えて」 ルルリ穏「辛さを飲み込んで生きるものなのよ」 イオリ「いわゆる自棄食いですね」 ルルリ眠「つらい→からい→スパイス→カレー」 ルルリ楽「おわかり?」 イオリ「わからないけどわかりました」 チサト「私もご相伴に与らせていただきます」 ルルリ疑「チサト、家で食べるカレーの辛さは?」 チサト「中辛ですね」 ルルリ「それならまずはスパイスの辛さを学ぼう」 ルルリ「カレーって、赤くすればいい訳じゃないの」 チサト「はあ」 ミリア楽「わたしりんご飴食べる」 タケル「お嬢は綿あめってイメージだった」 ミリア眠「綿あめは消えて無くなるから切ない」 タケル「たしかに、いつのまにか食べ終わってるな」 ミリア楽「まあ、あとで食べるけど」 イオリ楽「私は型抜きがあればやりたいです」 【つづく】 【開始・祭りと踊りは自由】 【背景・三剣庭園・屋台】 【立ち絵・タケル楽左】 【立ち絵・イオリ楽右】 【音楽・子供の外遊び】 【項見出し】 チサト「凄い汗が出ますね」 ルルリ穏「私は女優になるのは無理そうね」 ルルリ楽「汗一つかかずに激辛を平らげる人もいるけど」 ミリア「汗だくのルルリは色っぽい」 ルルリ穏「いいカレーを戴くと魂が覚醒する気がするわ」 チサト「ヤバい成分でも入っているのでは」 タケル喜「イオリ、次は輪投げしようぜ」 イオリ無「まだヨーヨー釣りが終わってない」 ミリア「イオリは手作業が凄い強い」 タケル「射的とくじ引きは勝ったんだけどなー」 ルルリ疑「何個釣る気なの?」 イオリ「5個選んだら他は返します」 ルルリ疑「・・・イオリって千羽鶴折るの上手?」 イオリ楽「昔、五百は折りましたね」 ルルリ「私は知らないうちに職人技を再現してたのね」 ミリア笑「おいしそうな肉棒がある」 チサト「カニなんですね」 ルルリ無「私は撮影に専念するわ」 ミリア疑「もう食べれないの?」 ルルリ「デザートなら辛うじて入るかも」 ミリア疑「チョコバナナ入る?」 ルルリ穏「バナナは高級品の味が忘れられないわ」 ミリア喜「じゃあフランクフルト」 ルルリ哀「それはデザートではないわね」 タケル喜「たこ焼きの大食い勝負だ!」 イオリ「それは遠慮します」 タケル笑「じゃあアタシの不戦勝だな!」 イオリ笑「それなら型抜きは私の不戦勝ですね」 タケル哀「ぐぬぬ」 チサト「そろそろアリア踊りの時間だそうですよ」 タケル「お嬢、踊ってみてくれよ」 ミリア楽「見ててね」 ミリア疑「わかった?」 イオリ「わかったようなわからないような」 ルルリ「言葉で説明してくれるかしら」 ミリア笑「やーだよっ」 ルルリ笑「ですよねー」 ミリア「キャンプファイヤーを回りながら踊るんだよ」 タケル疑「みんな踊れるのか?」 ミリア「好き勝手に踊ってるんじゃないかなあ」 イオリ疑「そんな適当でいいんですか」 ルルリ「別に誰も怒ったりはしないわね」 ミリア「似たような踊りする人で集まってる」 【つづく】 【開始・一日目終わり】 【背景・三剣庭園・夜】 【立ち絵・タケル喜左】 【立ち絵・ミリア楽右】 【音楽・子供の外遊び】 【項見出し】 タケル「今日は花火無いんだな」 ミリア「花火は明日と明後日」 ルルリ「明日は七夕祭りで短冊を吊るすわね」 ミリア「明後日は【withごはんの日】だよ」 ミリア喜「おにぎりが配られるの」 チサト「数少ないアリアさん要素ですね」 イオリ「アリア祭りの割には出てきませんよね」 ルルリ「盛大なお誕生会が開かれるわよ」 タケル「8月22日はお嬢の誕生日だもんな」 チサト「アリア祭りは生誕祭なんですね」 ミリア「ママは誕生日と関係なくジェシカ祭りだった」 タケル「たまたま夏祭りの時期に生まれたんだな」 ルルリ「ジェシカママが狙って無ければ、そうね」 ミリア「ルルリと一緒くらいで良かったのにな」 ルルリ「さすがに生まれる日は合わせられないわね」 イオリ「私たちとのお誕生会は後でやるんですよね」 ミリア哀「ごめんね」 ルルリ「盛大すぎて時間が空かないのよね」 ミリア「明日からは毎日握手会もあるの」 タケル楽「例のアレか」 イオリ「写真3枚と握手で2500円でしたっけ」 ミリア「当日券は3000円」 タケル喜「お嬢、手ー貸してくれ」 ミリア「ほい」 タケル笑「イオリ、撮ってくれ」 イオリ「はいチーズ」 タケル喜「儲け儲け」 ミリア無「誰に売るの」 タケル「誰にも売らねーよ」 イオリ「それは別に儲かってないのでは」 タケル「3000円くらい得した気になってた」 チサト「旅行中に十万円くらい得してそうですね」 タケル「旅費のもとはとったな」 イオリ「アイドルオタクってこんな金勘定なのかな」 タケル「明日はどうする?」 イオリ「屋台はだいたい満足しましたね」 ルルリ「私は毎日カレーを戴くわ」 チサト「花火は見にきます」 ミリア「七夕祭りの時は自由時間あるかも」 【つづく】 【開始・二日目は七夕祭り】 【背景・三剣庭園・屋台】 【立ち絵・ミリア左】 【立ち絵・ルルリ右】 【音楽・子供の外遊び】 【項見出し】 ミリア「お待たせ?」 ルルリ「ううん、今来たところよ」 ルルリ眠「と言いながら足元には吸い殻と缶の山が」 ミリア「ルルリはタバコもカフェインもダメだよね」 ルルリ「なのでカレーを吸って待っていたわ」 ミリア「お待たせしました」 「今日は七夕祭り。広場に短冊を用意しています」 「枢里と三剣家が子孫繁栄し、末永く続きますように」 「みなさんも、願い事を書いて笹竹に飾りましょう」 ルルリ「子孫繁栄かー」 ミリア楽「枢里がこれからもずっと続くといいねー」 ルルリ「そうね」 ミリア「ルルリ、短冊あるよ」 ルルリ「うん」 ミリア「願い事書いてこ」 ルルリ「そうね」 ミリア楽「きゅっきゅっきゅー」 ルルリ眠「・・・・・・」 ミリア喜「でーきたー!」 ルルリ「私まだかかりそう」 ミリア「かきかきかき」 ルルリ「先に行ってて」 ミリア疑「待ってるよ?」 ルルリ眠「恥ずかしいからこっそり書きたいのよ」 ミリア「わかった」 ミリア楽「先につけて、向こうで待ってるね」 【立ち絵・全消し】 【立ち絵・ルルリ無右】 ルルリ眠「FTM SRS・・・」 ルルリ無「そういうことじゃないのよね・・・」 ルルリ「表現が難しいわ」 ルルリ無「うーんうーん」 ルルリ哀「うまく書けない・・・」 ルルリ「これ以上ミリアを待たせるのも何だし」 ルルリ「勢いつけて書きましょう」 【つづく】 【開始・二日目の夜は花火】 【背景・三剣庭園・夜】 【立ち絵・タケル楽左】 【立ち絵・イオリ楽右】 【音楽・子供の外遊び】 【項見出し】 タケル疑「みんな居ないなー」 イオリ「特に待ち合わせして無かったもんね」 タケル「まあお嬢は忙しそうだし、今日はいいか」 イオリ「花火は二人で見ましょう」 イオリ「今のうちにトイレを済ませておきますか」 イオリ楽「喉は乾いてないですか?」 タケル「イオリってさ」 イオリ「うん?」 タケル「たまにかっこいいよな」 イオリ「イケメン王子ですから」 タケル「肝試しの時もアタシ叫んでばっかりだったし」 イオリ楽「地味に怖かったですね」 タケル「イオリは凄い平気そうに見えた」 イオリ「そんなことないですよ」 イオリ「タケルと居て良かったです」 タケル穏「そ、そうか? 良かった」 タケル「アタシは男らしくないし女らしくもないから」 タケル「なんというか、なんだろ」 イオリ楽「僕も似たようなもんだよ」 イオリ「でも別にどっちでもいいっていうか」 イオリ「態度なんて演技でいくらでも変わるし」 タケル疑「自分がどれかわからなくならない?」 イオリ「自分は自分です」 イオリ眠「タケルが急にフリフリのお洋服を着てきても」 イオリ楽「私はタケルが別人になったとは思わないかな」 タケル笑「よーし、今度試してみるか」 イオリ「ルルリさんが喜びそうですね」 タケル「フリフリ仲間、欲しいのかなー」 イオリ「趣味を分かち合うのは楽しいことだから」 タケル楽「イオリはそういう趣味ないの?」 イオリ「あるけど、だいたいお婆ちゃんの趣味ですね」 タケル笑「温泉とか?」 イオリ「うん。あと編み物とか竹細工とか折り紙とか」 タケル「器用だもんな」 タケル楽「アタシにも何か教えてくれよ」 イオリ「竹細工は良いですよ」 イオリ喜「お母さんは絶対喜ぶと思います」 タケル「うまく作れるかなあ」 イオリ楽「安いし沢山あるから失敗してもいいんですよ」 タケル楽「そりゃいいな」 イオリ「お、始まりましたね」 【つづく】 【開始・花火と感傷】 【背景・花火】 【音楽・ピュアッピュア】 【項見出し】 タケル楽「きれいだなー」 イオリ楽「綺麗ですねー」 タケル「・・・・・・」 イオリ「・・・・・・」 タケル『二人っきりで遊ぶのも悪くないな』 タケル『お嬢とルルリもこんな気持ちなんだろうか』 タケル「なあ、イオリ」 イオリ「・・・・・・」 タケル『聞こえてない、か』 タケル穏『転校してきて良かったなー』 タケル『イオリも思ったより全然いいやつだったし』 タケル『最初は面倒な委員長だったんだよな』 タケル『親の言いなりみたいだったし』 タケル『正直苦手なタイプだった』 タケル疑『どこから変わったんだろう?』 タケル『王子やった時かな』 タケル『こども選挙の時かも』 タケル穏『まあ、イオリは変わった気がする』 タケル『アタシはあんまり変わってないよな』 タケル『いつもノリだけだし』 タケル『いないと困るとか頼れるキャラでもないし』 タケル疑『かぐや姫って、なんで姫なんだっけ?』 タケル『どうして大事にされてたんだろう』 タケル『結局月に帰っちゃう所しか覚えてないな』 タケル眠『アタシはみんなと離れたくないなー』 タケル『お嬢はずっと枢里に住み続けるんだろうか』 タケル『それとも東京に出て働くことになるのかな』 タケル眠『イオリは将来どうするんだろう』 タケル『いい大学目指してるんだっけか』 タケル『中学までは一緒にいられるのかなあ』 タケル『勉強して一緒の高校目指してみるか』 タケル喜『よーし頑張ろう』 イオリ「これで終わりですかね」 イオリ楽「うーん、いい花火でした」 イオリ疑「タケル?」 タケル「え、あ、見とれてた」 イオリ喜「この美しい僕に見とれてしまったのかい?」 タケル笑「そうだなー」 イオリ笑「あはは、テキトー!」 イオリ喜「さ、帰ろうか!」 タケル楽「うん、頑張ろう」 イオリ「?」 【つづく】 【開始・凡人の適合者】 【背景・三剣庭園・屋台】 【立ち絵・チサト楽左】 【立ち絵・ルルリ楽右】 【音楽・子供の外遊び】 【項見出し】 チサト「ルルリさんはどうして」 チサト疑「情報処理を選んだんですか?」 ルルリ疑「どうしてって」 ルルリ「情報を処理したかったからよ」 チサト「たとえばですけど」 チサト眠「恋人の病気を治したいから医者を目指す」 チサト「と言うと、カッコイイじゃないですか」 ルルリ眠「恋人の情報を処理したかったからよ」 チサト「それならまだ、コンピューターが好き」 チサト「とかのほうが理解しやすいです」 ルルリ「正直に言うと、わからなかったのよ」 ルルリ楽「私は毎日こうしてカレーを食べてるけど」 ルルリ「どうしてカレーが好きなのかもわからないわ」 チサト「美味しいと感じるからじゃないですか」 ルルリ疑「どうして美味しいと感じるのかしら」 ルルリ眠「生理学? 調理学? 心理学? 哲学かも?」 チサト「情報工学では無いと思いますけど」 ルルリ「でもそんなことは」 ルルリ眠「良いカレー屋に出会えればどうでもいいのよ」 チサト「少なくとも理学よりは工学だった、と」 ルルリ「結果主義って中はふわふわだし」 ルルリ穏「情報処理って定義がふわふわ増えるから」 ルルリ「私には合ってたかも知れないわね」 チサト「ふわふわにはこだわりがあるんですか?」 ルルリ「私、そもそも天才じゃないのよ」 チサト「【適合者】だから天才だと思いますけど」 ルルリ「それは定義であって本質ではないわ」 チサト「まぐれで合格する適合試験じゃないし」 チサト眠「生後半年でズルを仕込むのも無理ですよ」 ルルリ「それでも私の知能は凡人並みなのよ」 チサト「知能は凡人だけど、結果は天才と同じ」 チサト「それなら天才を否定する合理性はありません」 ルルリ「ラクリモサを使い続けたかったし」 ルルリ眠「社会的に認められる最低限の箔も欲しかった」 ルルリ楽「それに、情報処理技術自体、とても有用だわ」 ルルリ穏「すべては私が生きていくための役に立った」 チサト「やっぱり考え方が実用性重視なんですね」 チサト「その割に実績を軽視してるように見えますが」 ルルリ穏「私にとってはこれが最高の実績なのよ」 【つづく】 【開始・添い寝リフレ】 【背景・三剣宮・寝室】 【音楽・ピュアッピュア】 【項見出し】 ルルリ『握手会、イベント解説、スピーチ』 ルルリ『お祭り中のミリアはとても忙しい』 ルルリ眠『話し込むと翌日に差し障るので寝るのも早い』 ルルリ『最終日の夜もすぐに寝ちゃってた』 ルルリ『キーボード入力の良いところは』 ルルリ眠『膝の上や太ももの外側でも打てることだ』 ルルリ穏『これだと音を立てずにこっそり文章が書ける』 ルルリ『今日は珍しく、起きるまで寝る日らしい』 ルルリ穏『お嬢様は私の添い寝を激しく御所望であった』 ルルリ『起きたらいない、というのが嫌なのだそうな』 ルルリ眠『去年は暑いからって釧路に行ったら凹まれた』 ルルリ穏『何にせよ好きな人に甘えられるのは悪くない』 ルルリ『以上、日記終わり』 ルルリ喜『あとは撫で放題タイムね』 ミリア眠「んんー」 ルルリ穏『抱き枕にされたわ』 ルルリ喜『お尻撫で放題タイムになりました』 ルルリ『キーボードにしたい、このお尻』 ミリア眠「がぶー」 ルルリ「きゃーチカンよー」 ミリア穏「お尻揉み合戦」 ルルリ「ルルリ軍は十本の指で波状攻撃」 ミリア「全軍揉みまくれー」 ルルリ「昼間っから何をやってるのかしら私たちは」 ミリア「爛れた同棲生活」 ルルリ笑「理想的な生き様ね」 ミリア喜「ごはんたべよー」 ルルリ楽「裸エプロンで作るといいわ」 ミリア「給仕さんに言っとく」 ルルリ「なんでやねん」 ミリア「ルルリは第二次お尻揉み合戦したいんでしょ」 ルルリ「世界大戦は望んでないので二国間でお願い」 ミリア「我が国は広く門戸を開放していまーす」 ルルリ楽「くぱぁ」 ミリア無「ルルリのお口は鎖国した方がいいと思う」 ルルリ眠「私は永遠に処女を守るわよ」 ミリア「カイコクシテクダサイヨー」 ルルリ「セイイミセテクダサイヨー」 ミリア楽「ごはんたべたら公園いこ」 ルルリ驚「お外でするの?!」 ミリア「ひなたぼっこね」 【つづく】 【開始・かわいい子の旅づくり】 【背景・三剣庭園・噴水】 【立ち絵・ミリア左】 【立ち絵・ルルリ右】 【音楽・三剣家の食卓】 【項見出し】 ミリア穏「ルルリ、いつもありがとう」 ルルリ「どうしたの?」 ミリア「どうもしないの」 ミリア穏「平穏な日常に感謝してる」 ルルリ「それ、すごくわかるわ」 ミリア「銀魂は大きな戦いが始まって変わってから」 ミリア「前の雰囲気のほうが好きだったって思ったの」 ルルリ「ギャグ漫画のシリアス化あるあるね」 ミリア「でも真面目な姿を見せないと伝わらないよね」 ルルリ穏「別に伝わらなくてもいいんじゃない?」 ルルリ「ずーっとバカやって、あー楽しかった、でも」 ミリア楽「わたしは枢里をもっといいまちにしたい」 ミリア「住民全員が自己超越できるようになりたい」 ルルリ「それはもはやサンカクの頂点ではないわね」 ミリア喜「100パーセント一人残らず全員なの」 ルルリ「人には向き不向きとか多様性があるものだわ」 ミリア「自分のことだから他人は関係ないよ」 ルルリ眠「私は、自分に勝つのって、凄く大変だと思う」 ミリア「それが楽に出来るまちを作りたいのです」 ルルリ「レベルアップを支援するんだから」 ルルリ疑「大量の経験値を配ればいいのよね」 ミリア疑「メタル的な?」 ルルリ「そうね。人生におけるメタル的なもの・・・」 ルルリ喜「長期旅行なんかはいいんじゃない?」 ミリア「まちづくりに長期旅行」 ルルリ「枢里は、旅行から帰ってきたときに」 ルルリ眠「やっぱり家が一番だな、って言われる立場ね」 ミリア「かわいい子には旅をさせよ、と」 ルルリ「合宿でもホームステイでも異世界転生でも」 ルルリ「非日常体験から得られるものは大きいと思う」 ミリア楽「たしかに旅行は楽しい」 ルルリ「家に居ても旅行に近い体験も出来そうだけど」 ルルリ「まずは環境を変えてしまうのがわかりやすい」 ミリア楽「どうすれば旅行したくなるかな?」 ルルリ楽「矛盾するけど、リスクを補償するのはどう?」 ルルリ「いつでも中止して帰っていいようにするとか」 ミリア「おきらく留学みたいな感じかなー」 【つづく】 【開始・夏の終わり】 【背景・三剣宮・寝室】 【立ち絵・ミリア穏左】 【立ち絵・ルルリ穏右】 【音楽・三剣家の食卓】 【項見出し】 ルルリ「夏休みもそろそろ終わりねー」 ミリア「二学期も楽しみだねー」 ルルリ「ハロウィンとクリスマスでコスプレかしらね」 ルルリ「それか部活動でも始めて大会に出るとか」 ミリア喜「文化祭で告白だー」 ルルリ楽「お祭りの花火で告白すれば良かったんだわ」 ミリア「でも花火の音鳴るから喋れないよね」 ルルリ「告白してキスして後ろで花火があがるのよ」 ミリア「それじゃあ花火そっちのけじゃん」 ルルリ眠「花火よりも君のほうが魅力的だからさ・・・」 ミリア疑「花火見て帰ってチューすれば良くない?」 ルルリ穏「えっこんなところで、ってのがいいのよ」 ミリア楽「学校でみんなに見られながらしたよね」 ルルリ照「言い方」 ルルリ穏「まあ切ない悲しい関係じゃないほうがいいわ」 ミリア喜「ルルリは幸せなお話が大好きだもんね」 ルルリ「どうしてもバッドエンドが苦手なのよね」 ルルリ眠「過程でもハラハラするのは得意じゃない」 ミリア疑「今は大丈夫? ハラハラしてない?」 ルルリ穏「おかげさまでとっても幸せなお嫁さんだわ」 ミリア穏「わたしも幸せ」 ミリア「この幸せがずっと続けばいい」 ルルリ「ずっと続けましょう」 ミリア眠「ずっとちゅーする」 ルルリ眠「唇が腫れちゃうわよ」 ミリア眠「いいよ」 ルルリ喜「興奮して眠れなくなる」 ミリア喜「今日は寝るまで起きてる」 ルルリ「寝かさないわよ」 ミリア眠「ちゅーしたまま寝てみよう」 ルルリ「息苦しくなりそう」 ミリア「鼻息で頑張る」 ルルリ「頑張らなくても逃げないわ」 ミリア穏「いなくならないで」 ルルリ穏「いなくならないよ」 【章解放・080・08章本編を解放しました】 【おわり・070】